News

2022.05.08 10:00

『アザー・ミュージック』9月公開決定!日本版予告編&場面写真5点が解禁!

  • Fan's Voice Staff

ニューヨークの伝説的レコードショップの21年の歴史を追ったドキュメンタリー『アザー・ミュージック』が、9月上旬より全国順次公開されることが決定し、日本版予告編と場面写真5点が解禁されました。

ニューヨーク・マンハッタンのイーストビレッジ。一介の音楽ファンの友人同士であったクリス・ヴァンダルーとジョシュ・マデルによって1995年にオープンした「アザー・ミュージック(Other Music)」は、音楽ファンを唸らせる圧倒的な品揃えを誇りながら、ただCDやレコードを販売するだけでなく、ミュージシャンや画家、映画監督、俳優などさまざまな人々が社会的な垣根を超えて集い、音楽や芸術、人生について語り合い、新たなムーヴメントが発生する唯一無二のコミュニティとなりました。

数々のバンドが結成され、新たなレコード会社が誕生し、後にブレイクするアーティストたちの活動拠点となったレコードショップがいかに誕生し、そして、なぜ2016年6月25日に閉店するに至ったのか──。

監督は、「アザー・ミュージック」で働いていたロブ・ハッチ=ミラーと、常連客だったブロマ・バスー。「アザー・ミュージック」で出会い、結婚した二人の気鋭監督は、閉店の報せを聞き、撮影を開始。その後、同店に関する資料を綿密にリサーチし、3年の歳月をかけて関係者へのインタビュー等を行い、本作を完成させました。

映画では、ヴァンパイア・ウィークエンド、アニマル・コレクティヴ、ザ・ナショナル、ギャラクシー500、デペッシュ・モード、レジーナ・スペクター、TV オン・ザ・レディオ、インターポール、ヤー・ヤー・ヤーズ、ル・ディグラ、そして俳優のベニチオ・デルトロといった「アザー・ミュージック」の常連客でもあったミュージシャンたちが出演。同店の果たした役割や思い出を、愛情たっぷりに語っています。

また、「誰よりも情熱的で、知識豊富な音楽ファン」が集結した、人種も国籍も性別もさまざまな個性豊かなスタッフや、音楽ジャーナリスト、ファンたちの証言も見どころ。さらに、ニュートラル・ミルク・ホテル、モグワイ、ザ・ラプチャー、ヴァンパイア・ウィークエンドなど、狭い店内で頻繁に行われていたインストア・ライブでの熱気と親密さに溢れたライブなど、貴重な映像を多数使いながら、その創業から閉店に至る波瀾万丈な21年間の歩みが、多角的かつ多層的に綴られています。

予告編では、インストアライブでのヴァンパイア・ウィークエンド「A-Punk」、ニュートラル・ミルク・ホテル「Two-Headed Boy」の音源に乗せて、あまりに音楽に詳しいためにミュージシャンからも恐れられていたスタッフや店内の様子が切り取られています。

==

『アザー・ミュージック』(原題:Other Music)

監督・製作/プロマ・バスー、ロブ・ハッチ=ミラー
編集/グレッグ・キング、エイミー・スコット
撮影/ロブ・ハッチ=ミラー、プロマ・バスー、マイク・ロセッティ
アニメーション/マルコム・リズート、スペンサー・ガリソン
音楽監督/ドーン・サッター・マデル(アゴラフォン)
音楽監修/ティファニー・アンダース
プロデューサー/デレク・イップ、エメット・ジェームズ
出演/クリス・ヴァンダルー、ジョシュ・マデル、トゥンデ・アデビンペ(TV オン・ザ・レディオ)、ジェイソン・シュワルツマン、JDサムソン(ル・ティグラ)、マット・バーニンガー(ザ・ナショナル)、レジーナ・スペクター、マーティン・ゴア(デペッシュ・モード)、ベニチオ・デル・トロ、オノ・ヨーコ、アニマル・コレクティブ、ニュートラル・ミルク・ホテル、ヴァンパイア・ウィークエンド
2019年/アメリカ/85分/日本語字幕:高橋文子/字幕監修:松永良平

日本公開/2022年9月上旬よりシアター・イメージフォーラムほか全国順次ロードショー
配給/グッチーズ・フリースクール
©2019 Production Company Productions LLC