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2022.05.06 10:00

是枝裕和監督『ベイビー・ブローカー』場面写真7点が解禁!

  • Fan's Voice Staff

第75回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に選出された是枝裕和監督初の韓国映画『ベイビー・ブローカー』の場面写真7点が解禁されました。

『ベイビー・ブローカー』は、“赤ちゃんポスト”に預けられた赤ん坊を巡り出会っていく人々が描かれるヒューマンドラマ。

場面写真では、赤ん坊を抱いた“ベイビー・ブローカー”のサンヒョン(ソン・ガンホ)と相棒のドンス(カン・ドンウォン)に加え、二人と共に旅をすることになった赤ん坊の母親ソヨン(イ・ジウン/IU)が波止場でこっそりと取り引きしているような姿や、彼らを検挙しようと尾行を続ける刑事スジン(ペ・ドゥナ)と後輩のイ刑事(イ・ジュヨン)が車内から様子を伺っているシーン、さらには赤ん坊をしっかりと抱き夜の街を歩くサンヒョンとドンスの姿が切り取られています。

さらに、古びたクリーニング店で年季が入ったミシンで作業をしながら何かを見つめるサンヒョンや、自身が育った養護施設の教室に入ってきた様子のドンス、トランシーバーを握り物憂げな表情をする刑事スジン、雑然としたワゴンの後部に腰掛け視線は鋭いもののどこか心細げな表情を浮かべるソヨンなど、それぞれの役柄が見えてくるようなキャラクターカットが到着しています。

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『ベイビー・ブローカー』(原題:Broker)

古びたクリーニング店を営みながらも借金に追われるサンヒョン(ソン・ガンホ)と、〈赤ちゃんポスト〉がある施設で働く児童養護施設出身のドンス(カン・ドンウォン)。ある土砂降りの雨の晩、彼らは若い女ソヨン(イ・ジウン)が〈赤ちゃんポスト〉に預けた赤ん坊をこっそりと連れ去る。彼らの裏稼業は、ベイビー・ブローカーだ。しかし、翌日思い直して戻ってきたソヨンが、赤ん坊が居ないことに気づき警察に通報しようとしたため、2人は仕方なく白状する。「赤ちゃんを大切に育ててくれる家族を見つけようとした」という言い訳にあきれるソヨンだが、成り行きから彼らと共に養父母探しの旅に出ることに。一方、彼らを検挙するためずっと尾行していた刑事スジン(ぺ・ドゥナ)と後輩のイ刑事(イ・ジュヨン)は、是が非でも現行犯で逮捕しようと、静かに後を追っていくが…。
〈赤ちゃんポスト〉で出会った彼らの、特別な旅が始まる──。

監督・脚本・編集/是枝裕和
出演/ソン・ガンホ、カン・ドンウォン、ペ・ドゥナ、イ・ジウン、イ・ジュヨン
製作/CJ ENM
制作/ZIP CINEMA
制作協力/分福

日本公開/2022年6月24日(金)、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
提供/ギャガ、フジテレビジョン、AOI Pro.
配給/ギャガ