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2022.05.02 17:00

ナ・ホンジン製作『女神の継承』日本版特報&場面写真4点が解禁!

  • Fan's Voice Staff

韓国映画界が誇る気鋭ナ・ホンジンが原案・プロデュースした『女神の継承』の日本版特報と場面写真4点が解禁されました。

特報では、「この地方にはたくさんの精霊がいる。いい精霊もいれば悪霊もいる」という祈祷師ニムの印象的な語りから始まります。深い森の中にある神秘的な洞窟で行われる祭祀の儀式の神聖な雰囲気から一転、先祖代々続く祈祷師の一族に生まれた美しい娘ミンが「呪術とか信じてないよ、バカみたい、笑っちゃう」と言い放ち、クラブで踊ったりと普通の若い女性らしく遊ぶエネルギッシュな一面が映し出されます。ところが叔母のニムは、ミンの異変を感じ、彼女の母親に「娘の様子がおかしい」と忠告すると、顔面蒼白な涙目で助けを求めるような、それでいて邪悪さを含む表現しがたい表情でこちらを見つめているミンを捉えて、映像は幕を閉じます。

場面写真では、不気味に浮かびあがるミンのシルエットや祈祷師のニムが雨の中で祈りを捧げる様子を遠くから見つめる何者かの姿、森の中でひっそりと異様な存在感を放つ女神の像、そしてどこか不穏な雰囲気に包まれたタイ東北部イサーン地方の景色が切り取られています。

企画は、カンヌ国際映画祭に出品された『哭声/コクソン』の続編として、ファン・ジョンミン(『ただ悪より救いたまえ』、『ベテラン』)が怪演した祈祷師・イルグァンの物語をナ・ホンジンが思いついたことからスタート。その構想はタイの祈祷師をモチーフに本作へと受け継がれ、『哭声/コクソン』のアナザーバージョンとも言える衝撃作が完成しました。

ナ・ホンジンが監督に抜擢したのは、ハリウッドリメイクされた『心霊写真』(06年)、タイで歴代興行収入第1位をたたき出した『愛しのゴースト』(14年)を手掛けたタイ出身のヒットメーカー、バンジョン・ピサンタナクーン。

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『女神の継承』(英題:The Medium)

小さな村で暮らす若く美しい女性ミンが、原因不明の体調不良に見舞われ、まるで人格が変わったように凶暴な言動を繰り返す。途方に暮れた母親は、祈祷師である妹のニムに助けを求める。もしやミンは一族の新たな後継者として選ばれて憑依され、その影響でもがき苦しんでいるのではないか──。やがてニムはミンを救うために祈祷を行うが、彼女に取り憑いている何者かの正体は、ニムの想像をはるかに超えるほど強大な存在だった……。

原案・プロデュース/ナ・ホンジン
監督/バンジョン・ピサンタナクーン
キャスト/サワニー・ウトーンマ、ナリルヤ・グルモンコルペチ、シラニ・ヤンキッティカン
2021年/タイ・韓国/タイ語/131分/カラー/1.78:1/5.1ch/原題:랑종/字幕翻訳:横井和子/R18+

日本公開/2022年7月29日(金) シネマート新宿、ヒューマントラストシネマ渋谷、グランドシネマサンシャイン池袋、UPLINK吉祥寺、8月12日(金) 丸の内ピカデリー他全国ロードショー
配給/シンカ
提供/シンカ、エスピーオー
後援/タイ国政府観光庁
協力/OSOREZONE
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