是枝裕和監督『ベイビー・ブローカー』6月24日公開決定!日本版特報が解禁!
- Fan's Voice Staff
第75回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に選出された是枝裕和監督初の韓国映画『ベイビー・ブローカー』の日本公開日が6月24日(金)に決定し、初の映像素材となる日本版特報が解禁されました。
特報映像は、古びたクリーニング店を営みながらも裏で赤ん坊の売買をするベイビー・ブローカーのサンヒョン(ソン・ガンホ)の「まあ、一言でいうなら、善意ってことかな」というセリフとともに始まり、ある雨の日に赤ちゃんポストから連れ去られた小さな赤ん坊の姿が映し出されます。まるで家族のように見せかけながら、韓国各地を旅して買い手となる養父母を探すサンヒョンと、〈赤ちゃんポスト〉のある施設で働く児童養護施設出身の相棒ドンス(カン・ドンウォン)。映像では、成り行きで二人と共に旅をすることになった赤ん坊の母親ソヨン(イ・ジウン)の姿も見られ、さらに、彼らを検挙するため尾行を続ける正義感に溢れた刑事スジン(ぺ・ドゥナ)と後輩のイ刑事(イ・ジュヨン)の後に続く様子が描かれています。
赤ちゃんを高く売る、ただそれだけのはずだったのに、彼らの旅は思いもよらない展開と結末に向かっていき──。冒頭の軽口で発せられたセリフとは打って変わり、「幸せにしてやるからな」という一見優しく聞こえる言葉と、純粋に旅を楽しんでいるようなサンヒョンたちの姿で、映像は締めくくられています。
本特報映像は本日より公開劇場や作品公式サイトなどで流れる予定で、ムビチケ前売り券も本日より発売開始となります。
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『ベイビー・ブローカー』(原題:Broker)
古びたクリーニング店を営みながらも借金に追われるサンヒョン(ソン・ガンホ)と、〈赤ちゃんポスト〉がある施設で働く児童養護施設出身のドンス(カン・ドンウォン)。ある土砂降りの雨の晩、彼らは若い女ソヨン(イ・ジウン)が〈赤ちゃんポスト〉に預けた赤ん坊をこっそりと連れ去る。彼らの裏稼業は、ベイビー・ブローカーだ。しかし、翌日思い直して戻ってきたソヨンが、赤ん坊が居ないことに気づき警察に通報しようとしたため、2人は仕方なく白状する。「赤ちゃんを大切に育ててくれる家族を見つけようとした」という言い訳にあきれるソヨンだが、成り行きから彼らと共に養父母探しの旅に出ることに。一方、彼らを検挙するためずっと尾行していた刑事スジン(ぺ・ドゥナ)と後輩のイ刑事(イ・ジュヨン)は、是が非でも現行犯で逮捕しようと、静かに後を追っていくが…。
〈赤ちゃんポスト〉で出会った彼らの、特別な旅が始まる──。
監督・脚本・編集/是枝裕和
出演/ソン・ガンホ、カン・ドンウォン、ペ・ドゥナ、イ・ジウン、イ・ジュヨン
製作/CJ ENM
制作/ZIP CINEMA
制作協力/分福
日本公開/2022年6月24日(金)、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
提供/ギャガ、フジテレビジョン、AOI Pro.
配給/ギャガ