『モガディシュ脱出までの14日間』日本版予告編＆新場面写真8点が解禁！

Fan's Voice Staff

韓国を代表する名優キム・ユンソクと人気俳優チョ・インソンが初共演を果たし、2021年度韓国映画No.1の大ヒットを記録した『モガディシュ　脱出までの14日間』の日本版予告編と新場面写真8点が解禁されました。

1990年、国連への加盟を目指す韓国と北朝鮮が、アフリカ諸国からの信任を得ようとソマリアの首都モガディシュで激しく対立。韓国のハン大使（キム・ユンソク）が乗った車が北朝鮮の裏工作によって襲撃され、大統領への面会が阻止されるなど、両国間の対立はエスカレートしていきます。「いつまで妨害工作を？」と抗議するハン大使に対し、「デマを流すからだ。同胞を売るマネはよせ」と北朝鮮リム大使（ホ・ジュノ）も譲りません。

そんな中、ソマリア内戦が勃発。市街はたちまち大混乱に陥り、両国の大使館員とその家族たちも孤立無援になってしまいます。ついに暴徒の襲撃を受け、大使館を追われた北朝鮮大使リムが向かったのは、なんと相容れない相手である韓国大使館。命の危険が迫る中、それぞれの思惑が交錯し、激しくぶつかり合う場面も。「協力せねば全滅だ」と言うハン大使。はたして彼らはモガディシュから脱出できるのか──？

場面写真では、1990年当時が克明に再現された様子や、韓国と北朝鮮が対峙するシーン、暴徒により市街地が破壊された暗闇の中、家族が身を寄せ合う姿、さらに子どもを抱きかかえて逃げ惑うその瞬間などが切り取られています。

監督は、ベルリン映画祭に正式出品された『生き残るための3つの取引』で世界的にその名を知られ、“韓国のタランティーノ”と称されるリュ・スンワン。モロッコでオールロケを敢行し、衝撃的なスピードとダイナミックなカメラワークで繰り広げられる大迫力のカーアクションに、胸を揺さぶる人間ドラマを融合させたエンターテイメントを作り上げました。

韓国のハン大使を演じるキム・ユンソク（『1987、ある闘いの真実』）と、カン・テジン参事官役のチョ・インソン（『ザ・キング』）は本作が初共演。対する北朝鮮のリム大使にホ・ジュノ（『国家が破産する日』）、さらに『新感染半島ファイナル・ステージ』など話題作への出演が相次ぎ、今最も注目される俳優ク・ギョファンが北朝鮮側のテ・ジュンギ参事官を演じ、韓国最高の俳優陣が勢ぞろいしています。

本作は、先日開催された世界三大ファンタスティック映画祭の一つ「ポルト国際映画祭」にて、オリエント部門の最高作品賞（Best Film Award）を獲得しています。