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2022.04.11 17:00

ポール・トーマス・アンダーソン監督『リコリス・ピザ』日本盤サントラが6月29日に発売決定!

  • Fan's Voice Staff

ポール・トーマス・アンダーソン監督最新作『リコリス・ピザ』のオリジナル・サウンドトラックの日本盤が6月29日(水)に発売されることが決定しました。

映画のタイトルにもなっている「リコリス・ピザ」は、1970年代頃に南カリフォルニアで展開されていた独立系レコードショップチェーンの名称。10代の子どもがこのレコードショップで初めてレコードを買うのがある種のお決まりの行動パターンと言われるほど、この映画の舞台であるサンフェルナンド・バレーのサブカルシーンに不可欠な存在だったそう。そのタイトルが表すように、本作では全編にわたり音楽が効果的に使用されています。

全20曲を収録したサウンドトラックは、監督自らがキュレーションを行い、当時のカリフォルニアの街のいたるところで流れていたであろうポール・マッカートニーやドアーズらの名曲が、ぎっしりと詰め込まれています。

昨年末にリリースされた海外では、「今年最高のサウンドトラックの1枚」、「まさにこれこそがサウンドトラック。映画にとってのキープレイヤー」と評価され、スコアの制作を担当したレディオヘッドのジョニー・グリーンウッドによるタイトル曲「リコリス・ピザ」については、「若さ溢れるノスタルジアへと誘う」と評されました。

リリース情報

『リコリス・ピザ – オリジナル・サウンドトラック』
(英表記:Licorice Pizza (Original Motion Picture Soundtrack))

曲目
1「ジュライ・ツリー」ニーナ・シモン
2「メロウなふたり」クリス・ノーマン&スージー・クアトロ
3「サムタイムズ・アイム・ハッピー」ジョニー・ガルニエリ
4「ザ・ポジティヴ」ビング・クロスビー&アンドリュース・シスターズ
5「ブルー・サンズ」チコ・ハミルトン・クインテット
6「バット・ユア・マイン」ソニー&シェール
7「マイ・ディンガリング」チャック・ベリー」ライヴ・アット・フィルモア・オーディトリアム、サンフランシスコ
8「ピース・フロッグ」ドアーズ
9「レット・ミー・ロール・イット」ポール・マッカートニー&ウィングス
10「火星の生活」デヴィッド・ボウイ
11「スリップ・アウェイ」クラレンス・カーター
12「僕のダイアモンド・ガール」シールズ&クロフツ
13「グリーンスリーヴス」メイソン・ウィリアムズ
14「バラバジャガ」ドノヴァン with ジェフ・ベック・グループ
15「ソフトリー・ウィスパリング・アイ・ラヴ・ユー – イングリッシュ・コングリゲーション
16「リコリス・ピザ」ジョニー・グリーンウッド
17「心に秘めた想い」ゴードン・ライトフット
18「ウォーク・アウェイ」ジェイムス・ギャング
19「お聞き、リサ」ブラッド・スウェット&ティアーズ
20「君の明日はもう来ない」タジ・マハール

2022年6月29日発売/日本盤CD:解説・歌詞・対訳 付/UICU-1342/定価:2,970円(税込)

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『リコリス・ピザ』(原題:Licorice Pizza)

舞台は1970年代のロサンゼルス、サンフェルナンド・バレー。実在の人物や出来事を背景にアラナ(アラナ・ハイム)とゲイリー(クーパー・ホフマン)が偶然に出会ったことから、歩み寄りすれ違っていく恋模様を描き出す。共演はショーン・ペン、トム・ウェイツ、ブラッドリー・クーパー、ベニー・サフディと各界のレジェンドが集結しているのも見逃せない。

監督・脚本・撮影/ポール・トーマス・アンダーソン
出演/アラナ・ハイム、クーパー・ホフマン、ショーン・ペン、ブラッドリー・クーパー、ベニー・サフディ
ユニバーサル映画

日本公開/2022年7月1日(金)より、TOHOシネマズ シャンテほか全国公開!
配給/ビターズ・エンド、パルコ
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