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2022.04.08 9:00

『オードリー・ヘプバーン』特別映像が解禁!

  • Fan's Voice Staff

1993年に63歳の若さで急逝したオードリー・ヘプバーンの決定版長編ドキュメンタリー映画『オードリー・ヘプバーン』の特別映像が解禁されました。

 

永遠の妖精と呼ばれ、スターとして名声を得たヘプバーンが、いかにして愛を与える人生を歩むことになったのか。映像では、劇中で解き明かされるオードリー・ヘプバーンの本当の姿とその生き方についてが語られており、ヘプバーン最後の主演作『ニューヨークの恋人たち』の故ピーター・ボグダノヴィッチ監督や、孫娘のエマ、劇中に挿入されるイメージシーンに登場するバレエダンサーのフランチェスカ・ヘイワードらが、ヘプバーンの苦悩と寂しさ、そして得た幸せと本当の人生を紐解いていきます。

©️PictureLux / The Hollywood Archive / Alamy Stock Photo

「突然、スターが生まれた」「今でも“気取らない美しさ”の典型」「真のハリウッドスター」「時を超えた魅力を持ち、決して色あせない」「愛の芸術家という異名がぴったり」──映像内に出てくるこうした言葉からは、いかにヘプバーンが稀有な存在として今なお多くの人々に影響を与えているかが伺い知れます。本作でヘプバーンの人生をバレエで表現するシーンでは、大英帝国勲章司令官を授与された世界的振付師ウェイン・マクレガーが「何をしたかではなく、彼女という人そのものを描く」と語り、ヘイワードは「皆オードリーを知っているつもりだけど、もっと奥の深い女性」と感嘆しています。

映画本編では、息子であるショーン・ヘプバーン・ファーラー、晩年の姿を知るユニセフの写真家のジョン・アイザックや戦場ジャーナリストのエディス・レデラー、スティーヴン・スピルバーグ監督『オールウェイズ』で共演したリチャード・ドレイファスが登場。ジバンシィの元アーティスティック・ディレクターのクレア・ワイト・ケラーが、二人の出会いと親密な関係についてを実際にオードリーと仮縫いをしたパリのアトリエで語る場面や、カメラでヘプバーンを撮り続けたファッションフォトグラファーのリチャード・アヴェドンの孫であるマイケル・アヴェドンが、彼女の一人の人間としての姿について語る場面が映し出されます。

©Trinity Mirror / Mirrorpix / Alamy Stock Photo

監督のヘレナ・コーンは、「彼女は人生における大きな悲劇やトラウマを抱えていましたが、常にそれをより良いものへ、そしてより美しいものへと変えることができました。彼女は恐怖や憎しみに溢れる世界で愛の重要性のために立ち上がり、今でも何らかの形で戦い続けています」と語っており、オードリー・ヘプバーンという一人の女性の生き方が、今を生きる人々に大きなメッセージを投げかけている事を示唆しています。

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『オードリー・ヘプバーン』(原題:Audrey)

監督/ヘレナ・コーン
キャスト/オードリー・ヘプバーン、ショーン・ヘプバーン・ファーラー(オードリーの長男)、エマ・キャスリーン・ヘプバーン・ファーラー(オードリーの孫)、クレア・ワイト・ケラー、ピーター・ボクダノヴィッチ、リチャード・ドレイファス ほか
100分/2020年/イギリス/5.1ch/ビスタ/字幕翻訳:佐藤恵子

日本公開/2022年5月6日(金)TOHOシネマズシャンテ、Bunkamuraル・シネマほか全国公開
配給/STAR CHANNEL MOVIES
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