ブリランテ・メンドーサ監督『義足のボクサー GENSAN PUNCH』6月10日全国公開決定！

義足のため日本でプロの夢を絶たれた男がフィリピンでプロボクサーを目指す感動の実話を基に、名匠ブリランテ・メンドーサ監督が夢をあきらめない若者を描いた『Gensan Punch』が、邦題を『義足のボクサー　GENSAN PUNCH』として5月27日（金）に沖縄先行、6月3日（金）にTOHOシネマズ 日比谷にて先行、6月10日（金）に全国公開されることが決定しました。

沖縄で母親と2人で暮らし、プロボクサーを目指す津山尚生（なお）。幼少期に右膝下を失った義足のボクサーであることから、日本ではプロライセンスが取得できない尚生は、プロになるべくフィリピンへ渡ることを決意。そこではプロを目指すボクサーたちの大会で3戦全勝すればプロライセンスを取得でき、さらに義足の尚生でも、毎試合前にメディカルチェックを受ければ同じ条件で挑戦できます。日本では道を閉ざされた義足のボクサーが、異なる価値観と習慣の中で、トレーナーのルディとともに、フィリピンで夢への第一歩を踏み出します──。

主演は、沖縄出身で国際的俳優として活躍する尚玄。本作ではプロデューサーのひとりに名を連ね、ストイックなボクサー体型を見事に作り上げました。息子を見守る母役を南果歩、コーチのルディ役をベテラン俳優ロニー・ラザロ、尚生を見守るメリッサ役をビューティー・ゴンザレスがそれぞれ演じています。

監督のブリランテ・メンドーサは、『キナタイ -マニラ・アンダーグラウンド-』（09年）で第62回カンヌ国際映画祭監督賞を受賞し、『ローサは密告された』（16年）など、不条理な社会でもがきながら懸命に生きる人々を撮り続けてきたフィリピンの社会派。

『義足のボクサー　GENSAN PUNCH』は、釜山国際映画祭アジア映画の窓部門でキム・ジソク賞を受賞し、第34回（2021年）東京国際映画祭ではガラ・セレクション部門にて上映されました。

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『義足のボクサー　GENSAN PUNCH』（原題：Gensan Punch）

監督／ブリランテ・メンドーサ
プロデューサー／山下貴裕、クリスマ・マクラン・ファジャード、尚玄
出演／尚玄、ロニー・ラザロ、ビューティー・ゴンザレス、南果歩　　
2021／ビスタ／5.1ch／110分

日本公開／2022年5月27日（金）沖縄先行、6月3日（金）TOHOシネマズ 日比谷にて先行公開、6月10日（金）全国公開
配給／彩プロ
公式サイト
©2022「義足のボクサー　GENSAN PUNCH」製作委員会