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2022.04.04 19:00

『エコー・イン・ザ・キャニオン』日本版予告編が解禁!

  • Fan's Voice Staff

ウェストコースト・ロックの聖地、ローレル・キャニオンの歴史的音楽シーンのルーツを紐解くドキュメンタリー映画『エコー・イン・ザ・キャニオン』の日本版予告編と場面写真8点が解禁されました。

予告編は、ウェストコースト・ロックの代表格、ザ・バーズの「Turn! Turn! Turn!」が流れる中、“ギターの神様”とも称されるエリック・クラプトンが「ローレル・キャニオンは天国だ」と語る様子から始まります。ハリウッドのクラブ街から5分という場所に位置しながら、豊かな緑と住宅が立ち並ぶローレル・キャニオンの閑静な景観が映し出され、ザ・ビーチ・ボーイズのブライアン・ウィルソンは「ローレル・キャニオンはすべてが自由だった」、CSNYのグラハム・ナッシュは「最高の環境だ」、ザ・ビートルズのリンゴ・スターは「恋に落ちたよ」と、伝説的ミュージシャンたちがいかに魅力的な場所だったかを振り返ります。

さらに、ホストを務めるジェイコブ・ディランが当時の音楽に影響を受けたベック、ノラ・ジョーンズ、フィオナ・アップル、キャット・パワーら次世代のミュージシャンとともに作り上げた、60年代のウェストコースト・ロックに捧げるトリビュート・ライヴとカバーアルバムの制作過程が描かれています。

本作が生前最後のフィルムインタビューとなったトム・ペティは、「ここで(ザ・ビートルズの)サージェント・ペパーズが生まれた」と証言し、当事者であるリンゴ・スターも「当時のレコードは最高だった」とコメント、ジャクソン・ブラウンも「(ウェストコースト・ロックが)ザ・ビートルズに影響を与えた」と語っています。もともとはザ・ビートルズに刺激を受けたミュージシャンたちによって発展したアメリカ西海岸の音楽シーンが、海を超え本家にまで影響を与える形となりました。そんなザ・ビートルズが影響を受けたと公言しているザ・ビーチ・ボーイズの最高傑作「ペット・サウンズ」誕生の瞬間について語るのは、ママス&パパスのミシェル・フィリップス。彼らの代表曲「夢のカリフォルニア」とともに、映画に登場する錚々たるミュージシャンが次々と映し出されています。

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『エコー・イン・ザ・キャニオン』(原題:Echo in the Canyon)

監督/アンドリュー・スレイター
脚本/アンドリュー・スレイター、エリック・バーレット 
出演/トム・ペティ、ブライアン・ウィルソン、リンゴ・スター、エリック・クラプトン、スティーヴン・スティルス、デヴィッド・クロスビー、グラハム・ナッシュ、ジャクソン・ブラウン、フィオナ・アップル、ベック、ノラ・ジョーンズ、キャット・パワー、ジェイコブ・ディラン
2018年/アメリカ/ビスタ/83分/5.1ch/日本語字幕:渡邊一治 

日本公開/2022年5月27日(金)より新宿シネマカリテほか全国順次公開
配給/アンプラグド
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