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2022.03.27 10:00

倍賞千恵子主演『PLAN 75』6月17日公開決定!ティザービジュアルが解禁!

  • Fan's Voice Staff

倍賞千恵子主演による映画『PLAN 75』の公開日が6月17日(金)に決定し、ティザービジュアルと新場面写真が解禁されました。

本作は、映画監督・是枝裕和が初めて総合監修を務めたオムニバス映画『十年 Ten Years Japan』の一篇『PLAN75』を新たに構築、キャストを一新した、早川千絵監督の初長編映画。超高齢化社会に対応すべく75歳以上の高齢者が自ら死を選び、それを国が支援する制度「プラン 75」が施行され、その制度に大きく翻弄される人々の姿を描いた衝撃作です。

年齢で命の線引きが行われてしまうというセンセーショナルなテーマをモチーフに、そのシステムの恐ろしさ、それを生み出してしまった社会構造、そして他者への痛みに対する想像力の欠如など様々な問題を痛烈な批判を込めて投げかけます。

場面写真では、主人公・ミチ(倍賞千恵子)が凛とした表情で陽の差す方を見つめる姿や、「プラン75」の申請窓口で働く岡部ヒロム(磯村勇斗)、彼の叔父・岡部幸夫(たかお鷹)、申請者のサポート業務を担当する成宮瑶子(河合優実)、高待遇の職を求め「プラン75」の関連施設で働くマリア(ステファニー・アリアン)ら、制度に翻弄される人々の緊迫した表情が写されています。

本作のムビチケカードは4月1日(金)に発売されます(税込価格:1,500円 )。

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『PLAN 75』

世界でも速いスピードで高齢化が進んできた日本では、超高齢化社会に対応すべく75歳以上の高齢者が自ら死を選び、それを国が支援する制度<プラン75>が施行されることになった。制度の運用開始から3年──<プラン75>を推進する様々な民間サービスも生まれ、高齢者の間では自分たちが早く死ぬことで国に貢献するべきという風潮がにわかに広がりつつあった。
夫と死別後、ホテルの客室清掃の仕事をしながら、角谷ミチ(78歳)は⻑年⼀⼈で暮らしてきた。市役所の<プラン75>申請窓⼝で働いている岡部ヒロムや申請者のサポート業務を担当する成宮瑶子は、国が作った制度に対して何の疑問も抱かずに、業務に邁進する日々を送っていた。また、フィリピンから出稼ぎに来ていたマリアは高待遇の職を求め、<プラン75>関連施設での仕事を斡旋される。ある日、ミチは職場で高齢であることを理由に退職を余儀なくされる。職を失い、住む場所さえも失いそうになったミチは<プラン75>の申請手続きを行うか考え始め──。

出演/倍賞千恵子、磯村勇斗、たかお鷹、河合優実、ステファニー・アリアン、大方斐紗子、串田和美
脚本・監督/早川千絵
脚本協力/Jason Gray
企画・制作/ローデッド・フィルムズ
製作/ハピネットファントム・スタジオ、ローデッド・フィルムズ、鈍牛俱楽部、Urban Factory、Fusee

日本公開/2022年6月17日(金)より、新宿ピカデリーほか全国公開
製作幹事・配給/ハピネットファントム・スタジオ
公式サイト
© 2022『PLAN75』製作委員会 / Urban Factory / Fusee