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2022.03.22 12:00

ヨアキム・トリアー監督『わたしは最悪。』邦題決定!新場面写真3点が解禁!

  • Fan's Voice Staff

第94回アカデミー賞脚本賞&国際長編映画賞にノミネートされたヨアキム・トリアー監督作『The Worst Person in the World』の邦題が、『わたしは最悪。』に決定!あわせて新場面写真3点が解禁されました。

思い描く理想の未来とシビアな現実との間で揺れ動きながらも、自分の気持ちに向き合い行動する主人公ユリヤとその周りの人たちを、時にロマンティックに、時に痛烈に、圧倒的な共感性をもって独創的な映像と音楽で描き出した本作。

解禁された場面写真では、恋人アクセルに隠れて別の男性と楽しむ様子や、オフモードの姿、打って変わって華やかなパーティ用の装いで、美しく湖畔で佇む様子など、ユリヤの日常が切り取られています。

時に自己嫌悪に陥り、周りを傷つけながらも、自分の気持ちに正直に人生の選択をしていく主人公ユリヤを演じたのは、ノルウェーの新星レナーテ・レインスヴェ。奔放でありながらも、その年代特有の心の機微を、大胆かつ繊細な表現力で見事に演じ切り、カンヌ国際映画祭で女優賞を獲得。

そんなレインスヴェについて、監督のヨアキム・トリアーは、「この映画を作るきっかけは、レナーテだった。彼女の舞台での演技に魅了され、主演を務めたことのなかった彼女のために脚本を書いた。主人公のキャラクター造形、複雑な心境を作っていくうえで、彼女に助けられたことが沢山ある。人間ドラマ、コメディなどたくみに演じられる素晴らしい才能を持っている、今一番の女優だと思う」と称賛しています。

アメリカ公開時には、4スクリーンという限定公開ながら絶好調のスタートを切った本作は、2020〜22年公開の外国語映画では『パラサイト 半地下の家族』、『燃ゆる女の肖像』に続くスクリーンアベレージ第3位を達成。米映画批評家サイトRotten Tomatoesでは99%フレッシュを獲得、「鋭く痛烈!まさに傑作」(Deadline)、「世界最高の映画だ」(ポール・トーマス・アンダーソン監督)など、続々と絶賛の声が届いています。

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『わたしは最悪。』(原題:The Worst Person in the World)

主人公のユリヤは30歳という節目を迎えたが、人生どうにも方向性が定まらず、自分の才能をいくつも無駄にしてきた気がしている。魅力的だった年上の恋人アクセルはグラフィックノベル作家として成功し、しきりに身を固めたがっているが、意思表示されればされるほどユリヤは気乗りしない。ある夜、彼女は招待されていないパーティに紛れ込み、若くて魅力的なアイヴィンと出会う。ほどなくして、アクセルとは別れて新しい恋愛に身を投じ、人生の新たな展望を見出そうとするが──。

監督/ヨアキム・トリアー
脚本/ヨアキム・トリアー、エスキル・フォクト
出演/レナーテ・レインスヴェ、アンデルシュ・ダニエルセン・リー、ハーバート・ノードラム
2021 /ノルウェー、フランス、スウェーデン、デンマーク/カラー/ビスタ/5.1chデジタル/128分/字幕翻訳:吉川美奈子

日本公開/2022年7月1日(金)より、Bunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテ他全国順次ロードショー
配給/ギャガ
後援/ノルウェー大使館
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