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2022.03.22 7:00

広瀬すず&松坂桃李主演『流浪の月』本予告&本ポスターが解禁!

  • Fan's Voice Staff

2020年本屋大賞を受賞した凪良ゆうによる傑作小説を、広瀬すずと松坂桃李のダブル主演で映画化した李相日監督作『流浪の月』の本予告と本ポスターが解禁されました。

10歳の更紗と文が出会う場面から始まる本予告。「うち、来る?」という文の声かけで始まったふたりの優しい共同生活は、ある夏の日の昼下がり、陽光きらめく湖で突如終わりを告げます。その日から、世間を騒がせた女児誘拐事件の「被害女児」となった更紗と、「誘拐犯」となった文。15年後、偶然の再会を果たしたことから、過去から身を隠すように生きてきた二人の日常は一変します。彼らを取り巻く人々を巻き込んで、擦り切れそうな感情と抑えきれない衝動がぶつかり合います。身も心も傷だらけになり、「私のせいで文を傷つけて、文の人生壊した」と夜の街をさまよう更紗に、あの日の文が「更紗は更紗だけのものだ。誰にも好きにさせちゃいけない」と語りかけます。静かに、そして強いまなざしで語りかけられるこの言葉、握り合った手と手が、歩んできたそれぞれの過去を飲み込み、予測できないこれからの未来を切り拓いていこうとするふたりの強い意志を、固く、強く表明しています──。

また本予告では、『贋作 桜の森の満開の下』(18年)や『フェイクスピア』(21年)などのNODA・MAPの音楽、第32回夏季オリンピックの開会式における森山未來のダンスパフォーマンスへの楽曲提供などで知られる気鋭の音楽家・原摩利彦が手掛ける本編の劇中楽曲が初公開されています(前半2曲)。

二人の限りなく稀有な関係性をスクリーンに描き出すのは、デビュー以来そのエモーショナルで骨太な作風で観客の心を鷲掴みにしてきた『フラガール』『悪人』『怒り』などの李相日監督。さらに、『パラサイト 半地下の家族』『バーニング 劇場版』『哭声/コクソン』『母なる証明』など、韓国映画史に残る作品を次々手がけてきた撮影監督のホン・ギョンピョ、『キル・ビル Vol.1』『ヘイトフル・エイト』『フラガール』『悪人』『三度目の殺人』など、世界を股にかけて活躍する美術の種田陽平ら、国境を越えた才能が集結しました。

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『流浪の月』

原作/凪良ゆう「流浪の月」(東京創元社刊)
出演/広瀬すず、松坂桃李、横浜流星、多部未華子、趣里、三浦貴大、白鳥玉季、増田光桜、内田也哉子、柄本明
監督・脚本/李相日
撮影監督/ホン・ギョンピョ
製作総指揮/宇野康秀
製作幹事/UNO-FILMS(製作第一弾)
共同製作/ギャガ、UNITED PRODUCTIONS

日本公開/2022年5月13日(金)全国ロードショー
配給/ギャガ
©2022「流浪の月」製作委員会