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2022.03.09 9:00

『オードリー ・ヘプバーン』新場面写真4点が解禁!ユニセフ親善大使就任日記念!

  • Fan's Voice Staff

オードリー・ヘプバーンが1989年にユニセフ親善大使に就任した日(3月9日)を記念し、ドキュメンタリー映画『オードリー ・ヘプバーン』の新場面写真4点と、自身の活動への想いを語った劇中コメントが解禁!さらにヘプバーンの孫にあたるエマ・キャサリン・ヘプバーン・ファーラーよりコメントが到着しました。

©Trinity Mirror / Mirrorpix / Alamy Stock Photo

1989年3月9日はユニセフ親善大使就任したヘプバーンは、その後の人生をユニセフの活動に捧げ、アフリカ、南米、アジアなど世界十数ヶ国をめぐり、子どもたち悲惨な状況を訴えるために自らの名声を惜しみなく使い、尽力しました。ヘプバーンがPRする度に100万ドル以上の寄付が寄せられ、彼女が活動した5年間で団体の規模は倍になったといいます。1992年の終わりには、アメリカ合衆国における文民への最高勲章である大統領自由勲章が授与され、その1ヶ月後の1993年、スイスの自宅で癌のために63歳で亡くなりました。

©John Isaac

本作では、ヘプバーンがユニセフ親善大使となったきっかけや訪れた各国で感じたこと、活動に対する思いについてが、本人の映像、息子や孫、家族ぐるみの友人などで語られています。その中でもヘプバーンは、幼少期の第二次世界大戦の経験が今でも残っていると述べ、ユニセフの活動について次のように語っています。

「戦争が終わった時、私は重度の栄養失調だった。私の人生は、その頃の記憶で形作られている。あの苦しい時代が教えてくれた一番大切なことは、どんな悲惨な状況でも、人は助け合えるということ。悲惨であればあるほど互いが必要になる。女優という仕事が私に特別なものをくれたとしたら、この“声”を残してくれたこと。今も私に興味を持つ人がいることを、子どもたちのために利用できる。“人道”とは人を幸福にすること。苦しみから救うこと。あきらめることは許されません。お金と時間をかけて数百万人の子どもを救わねばならないのです」

©John Isaac

©John Isaac

エマ・キャサリン・ヘプバーン・ファーラー(オードリー・ヘプバーンの孫)コメント全文

この映画をご覧くださる日本のオードリーファンのみなさま、私にとってこの映画が持つ意味は、とても言葉では言い尽くせません。
(監督の)ヘレナ・コーンは、二次元的にしか残っていないイメージの中だけの彼女を超えて、本当の「オードリー・ヘプバーン」を知る機会を与えてくれました。
私は実際に彼女に会うことは叶わなかったので、この贈り物をくれたヘレナに心から感謝しています。オードリーの強さ、弱さ、情熱、痛み、愛し愛されたいという願い…、そのすべてに命が吹き込まれました。
この経験をみなさんと共有できることは、かけがえのない喜びです。
あなたとともに。

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『オードリー・ヘプバーン』(原題:Audrey)

監督/ヘレナ・コーン
キャスト/オードリー・ヘプバーン、ショーン・ヘプバーン・ファーラー(オードリーの長男)、エマ・キャスリーン・ヘプバーン・ファーラー(オードリーの孫)、クレア・ワイト・ケラー、ピーター・ボクダノヴィッチ、リチャード・ドレイファス ほか
100分/2020年/イギリス/5.1ch/ビスタ/字幕翻訳:佐藤恵子

日本公開/2022年5月6日(金)TOHOシネマズシャンテ、Bunkamuraル・シネマほか全国公開
配給/STAR CHANNEL MOVIES
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