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2022.03.08 20:00

木幡竜主演『生きててよかった』予告編&ポスターが解禁!

  • Fan's Voice Staff

ドニー・イェンが認めた“逆輸入俳優”木幡竜主演の映画『生きててよかった』の予告編とポスタービジュアル、全キャスト情報が解禁されました。

予告編は、ボクシングに人生のすべてを懸けてきた主人公の創太(木幡竜)が顔面に強烈なパンチを食らう、本物のKOシーンから始まります。長年恋人として支えてくれた幸子(鎌滝恵利)との結婚を機にボクサーを引退し第二の人生を歩もうとするも、厳しい現実を突きつけられ、悶々とした日々を過ごす創太。そんな中、自身のファンだと名乗る謎の男から地下格闘技のオファーを受け、一度きりの思いで誘いに乗った創太でしたが、空っぽの自分を埋めるようにふつふつとアドレナリンが沸き立ち、忘れかけた興奮が蘇っていきます。ラストカットの、狂気をも感じる創太の不敵な笑みに圧倒させられる、血沸き肉躍る映像に仕上がっています。闘うことに取り憑かれた男の狂気と愚直なまでの生き様は、果たしてハッピーエンドとなるのか──?

年齢と身体の限界を超えてもなお、闘い続けることでしか生きる価値を見出せない元ボクサーの主人公・創太を演じたのは、自身もプロボクサーという経歴を持つ木幡竜。プロボクサー、サラリーマンを経て一念発起で俳優を志し、中国映画『南京!南京!』(09年)で高い評価を得ると、翌年にはアンドリュー・ラウ監督の『レジェンド・オブ・フィスト 怒りの鉄拳』(11年)でドニー・イェンらと並び、悪玉のトップを熱演。昨年放送された綾野剛主演のドラマ『アバランチ』(21年)で“最狂の敵”を演じ注目を集め、映画初主演となる本作では、過酷な減量とトレーニングを重ねて体脂肪率3%まで搾り上げた鋼のような肉体で、ボクシングと総合格闘技を融合させた本格アクションを魅せます。

創太の幼なじみで恋人の幸子役に鎌滝恵利、同じく創太の幼なじみの松岡健児役に、鈴木太一監督作『くそガキの告白』で主演を務めた今野浩喜が出演。さらに、創太を不当な地下格闘技の世界へと誘う謎の男役に栁俊太郎、松岡の妻役に長井短、創太のボクシングジムの会長役に火野正平、創太の母親役に銀粉蝶と、個性豊かな実力派が顔を揃えました。また、エンディングテーマにはbetcover!!による楽曲「NOBORU」が決定しました。

監督・脚本を務めたのは、自身の境遇や経験をもとに手掛けた『くそガキの告白』(12年)がゆうばり国際ファンタスティック映画祭で審査員特別賞ほか4冠を獲得した鈴木太一。アクション監督に『ベイビーわるきゅーれ』(21年)の園村健介が加わり、今までの日本映画の常識を覆す、本物のアクション映画が誕生しました。

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『生きててよかった』

長年の闘いが体を蝕みドクターストップによって強制的に引退を迫られたボクサー・楠木創太(木幡竜)は、闘いへの未練と執着を捨てきれぬ中、恋人との結婚を機に新しい生活を築くため仕事に就くも、人生の大半をボクシングに捧げてきた創太は何をやってもうまくいかない上、社会にも馴染めず苦しい日々を過ごす。そんなある日、創太のファンだと名乗る謎の男から大金を賭けて戦う欲望うずめく地下格闘技へのオファーを受ける。一度だけの思いで誘いに乗った創太だったが、忘れかけていた興奮が蘇り、再び闘いの世界にのめり込む。彼にとってその高揚感は何物にも代えがたいものだった。闘うことに取り憑かれた男の狂気と愚直なまでの生き様は果たして喜劇となるか悲劇となるか?今、再び闘いのゴングが鳴る──。

主演/木幡竜、鎌滝恵利、今野浩喜、栁俊太郎、長井短、黒田大輔、渡辺紘文、永井マリア、木村知貴、松本亮、三元雅芸、銀粉蝶、火野正平
監督・脚本/鈴木太一
アクション監督/園村健介
エンディングテーマ/betcover!! 『NOBORU』(cutting edge)
特別協力/大橋ボクシングジム
制作プロダクション/オフィスアッシュ、ハピネットファントム・スタジオ

日本公開/2022年5月13日(金)新宿武蔵野館ほか全国公開
企画製作・配給/ハピネットファントム・スタジオ
公式サイト
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