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2022.01.26 11:00

ケネス・ブラナー監督『ベルファスト』新場面写真7点が解禁!

  • Fan's Voice Staff

ケネス・ブラナーが自身の幼少期を投影し、監督・製作・脚本を務めた自伝的作品『ベルファスト』の新場面写真7点が解禁されました。

舞台は1969年の北アイルランド、ベルファスト。9歳の少年バディ(ジュード・ヒル)は、住民の皆が顔なじみの温かさに包まれる街で、愛に溢れた日々を送っていました。ところが突如、プロテスタントの暴徒がやって来て、街のカトリック住民を攻撃する大規模な暴動が発生。この日を境に幸せな日常は奪われてしまいます──。

解禁された場面写真では、バディが家族揃って映画を楽しむ美しい一瞬や、両親(ジェイミー・ドーナン、カトリーナ・バルフ)が笑顔でダンスする幸せな日常が切り取られています。中には、バディが激怒する母から必死で逃げ切ろうとしたり、祖父・祖母(キアラン・ハインズ、ジュディ・デンチ)と共にはちきれんばかりの大きな笑顔を見せる愛くるしいカットも。

主人公のバディを演じたのは、長編映画デビューとなるジュード・ヒル。『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』の若富豪クリスチャン・グレイ役で一躍注目を集めたジェイミー・ドーナンが出稼ぎで家を空けがちな父を、モデル・女優として活躍するカトリーナ・バルフが、家族を正しく導いていく気丈な母をそれぞれ演じています。さらに、いつもユーモアと遊び心を忘れない祖父ポップをベルファスト出身のベテラン俳優キアラン・ハインズが演じ、世界的大女優のジュディ・デンチが祖母グラニー役で静かに家族を見守っています。

困難な状況におかれながらも少しずつ成長していく少年とその家族の愛と絆を、モノクロ映像でパワフルに魅せた本作。第46回トロント国際映画祭観客賞、第79回ゴールデングローブ賞脚本賞をそれぞれ受賞し、本年度アカデミー賞では最有力候補として注目を集めています。

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『ベルファスト』(原題:Belfast)

ベルファストで生まれ育ったバディ(ジュード・ヒル)は家族と友達に囲まれ、映画や音楽を楽しみ、充実した毎日を過ごす9歳の少年。笑顔にあふれ、たくさんの愛に包まれる日常は彼にとって完璧な世界だった。しかし、1969年8月15日、バディの穏やかな世界は突然の暴動により悪夢へと変わってしまう。プロテスタントの武装集団が、街のカトリック住民への攻撃を始めたのだ。住民すべてが顔なじみで、まるで一つの家族のようだったベルファストは、この日を境に分断されていく。暴力と隣り合わせの日々のなか、バディと家族たちは故郷を離れるか否かの決断に迫られる──。

製作・監督・脚本/ケネス・ブラナー
出演/カトリーナ・バルフ、ジュディ・デンチ、ジェイミー・ドーナン、キアラン・ハインズ、ジュード・ヒル
2021年/イギリス/ビスタサイズ/98分/モノクロ・カラー/英語/5.1ch

日本公開/2022年3月、TOHOシネマズ シャンテ、渋谷シネクイントほか全国公開
配給/パルコ ユニバーサル映画
© 2021 Focus Features, LLC.