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2022.01.20 9:00

ドキュメンタリー映画『オードリー・ヘプバーン』5月6日公開決定!

  • Fan's Voice Staff

オードリー・ヘプバーンの決定版長編ドキュメンタリー映画『Audrey』が、邦題を『オードリー・ヘプバーン』として5月6日(金)より劇場公開されることが決定!場面写真2枚が解禁されました。

©️Sean Hepburn Ferrer

『ローマの休日』で主演女優に大抜擢され、初の主演作で24歳にしてアカデミー賞主演女優賞を受賞、世界で最も称賛を浴びる偉大なミューズとなったオードリー・ヘプバーン。ハリウッド黄金期の伝説的スターと称され、彼女の独自の流儀やライフスタイルは、今も人々にインスピレーションを与え続けています。

幼少期に経験した父親による裏切り、そしてナチス占領下のオランダという過酷な環境で育ったオードリー。過去のトラウマと一生涯向き合わねばならず、この経験は彼女のバレエダンサーになるという夢を奪い、私生活にも影を落とすこととなりました。

『ローマの休日』から、彼女は輝かしい映画女優として活躍する一方、幾度の離婚を繰り返して愛に破れていきますが、育児のために女優業を休業するなど、子ども達へ深い愛情を注いでいきます。そして後年、ユニセフ国際親善大使として自身の名声を善のために尽くすことで、ようやく心穏やかに過ごす方法を見出しました。

本作では貴重なアーカイブ映像、リチャード・ドレイファスやピーター・ボグダノヴィッチ監督ら俳優時代の仲間、そして息子や孫、家族ぐるみの友人など、プライベートに迫るインタビュー映像をふんだんに盛り込み、愛情と寛容の力の証として存在する、極めて特別なひとりの女性を鮮やかにスクリーンによみがえらせます。

©️PictureLux / The Hollywood Archive / Alamy Stock Photo

以下、ヘレナ・コーン監督よりコメントが到着しています。

ヘレナ・コーン(監督)
私がこの映画を作りたかったのは、オードリーは英雄だと思ったからです。当然のことですが、彼女はその美しさやファッションによって記憶されています。しかしまだ深く堀り下げられていないオードリーの別の一面があります。彼女は人生における大きな悲劇やトラウマを抱えていましたが、常にそれをより良いものへ、そしてより美しいものへと変えることができました。彼女は恐怖や憎しみに溢れる世界で愛の重要性のために立ち上がり、今でも何らかの形で戦い続けています。そして自分に何があっても愛することを止めず、寛容な心を持つことができたのです。私にとってそれは、一人の人間が成し得る中で最も英雄的なことなのです。私たちは人生で経験する喪失感や痛みによって作られるのではなく、私たちがそれを許した時、それらによって成長し、活躍することができるのだという生きた証こそがオードリーなのです。

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『オードリー・ヘプバーン』(原題:Audrey)

監督/ヘレナ・コーン
キャスト/オードリー・ヘプバーン、ショーン・ヘプバーン・ファーラー(オードリーの長男)、エマ・キャスリーン・ヘプバーン・ファーラー(オードリーの孫)、クレア・ワイト・ケラー、ピーター・ボクダノヴィッチ、リチャード・ドレイファス ほか
100分/2020年/イギリス/5.1ch/ビスタ/字幕翻訳:佐藤恵子

日本公開/2022年5月6日(金)TOHOシネマズシャンテ、Bunkamuraル・シネマほか全国公開
配給/STAR CHANNEL MOVIES
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