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2021.12.28 11:00

『アンネ・フランクと旅する日記』2022年3月11日公開決定!日本版予告編&ポスターが解禁!

  • Fan's Voice Staff

第74回カンヌ国際映画祭アウト・オブ・コンペティション部門に選出されたアニメーション映画『Where Is Anne Frank』が、邦題を『アンネ・フランクと旅する日記』として2022年3月11日(金)より全国公開されることが決定!日本版予告編とポスタービジュアルが解禁されました。

2009年にユネスコの「世界記憶遺産」に登録され、「世界で最も読まれた10冊」のうちの1冊に挙げられた「アンネの日記」。これまで幾度となく映像化、舞台化されてきましたが、本作はアニメーションでしか表現し得ないアプローチで、アンネ・フランクの生涯を、彼女が生み出した“空想の友達”キティーの視点でたどっていきます。

予告編は、博物館のガラスケースが割れ「アンネの日記」に書かれた文字がクルクルと浮かび上がり、アンネの“空想の友達”キティーが現れるところから始まります。時空を飛び越えたことを知らずに、今が1944年だと思っているキティーは、親友アンネを探して現代のアムステルダムの街を駆けめぐります。戦時下にありながらも夢を語り、想像力を持って未来を信じ続けたアンネと、そんなアンネの想いを胸に未来へ向かっていくキティー。ふたりの少女が力強く生きる姿に感動が予感できる映像であるとともに、現代のアムステルダムを彷彿とさせる細やかな街並み、キティーが屋根から屋根を全力で疾走したり、巨悪であるナチスを大きなサイズで描いたりと、アニメーションだからこそ実現した表現方法にも注目です。

監督は、ゴールデングローブ賞を受賞し、アニメーション映画として初めてアカデミー賞外国語映画賞にノミネートされた『戦場でワルツを』のアリ・フォルマン。「アンネの日記」をもとにイマジネーションと遊び心に満ちた現代のパートを新たに創出、ふたりの少女の姿を等身大に瑞々しく描きました。

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『アンネ・フランクと旅する日記』(原題:Where Is Anne Frank)

「不思議だわ。これほど人間の邪悪な面を見てきても、今なお心の底で私は信じてる。人間の本質は“善”なのだと──」
現代のオランダ・アムステルダム。激しい嵐の夜、博物館に保管されているオリジナル版「アンネの日記」に異変が起きた。突然、文字がクルクルと動き始めて、キティーが姿を現したのだ!時空を飛び越えたことに気づかないキティーだったが、日記を開くと過去へさかのぼってアンネと再会を果たし、日記から手を離すとそこには現代の風景が広がっていた。目の前から消えてしまったアンネを探して、キティーは街を疾走する……。

原案/「アンネの日記」(ユネスコ「世界記憶遺産」2009年登録)
協力/アンネ・フランク基金
監督・脚本/アリ・フォルマン
声の出演/ルビー・ストークス、エミリー・キャリー
2021年/ベルギー・フランス・ルクセンブルク・オランダ・イスラエル/英語/99分/ビスタサイズ/5.1ch/日本語字幕:松浦美奈/映倫:G

日本公開/2022年3月11日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ他全国公開
配給/ハピネットファントム・スタジオ
後援/オランダ王国大使館、イスラエル大使館
公式サイト
© ANNE FRANK FONDS BASEL, SWITZERLAND