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2021.12.27 12:00

『ぼけますから、よろしくお願いします。~おかえり お母さん~』予告編&場面写真が解禁!

  • Fan's Voice Staff

令和元年度文化庁映画賞、文化記録映画大賞を受賞するなど高い評価を得たドキュメンタリー映画の続編『ぼけますから、よろしくお願いします。~おかえり お母さん~』の予告編と場面写真7点が解禁!大竹しのぶと渡辺えりより称賛コメントが到着しました。

フジテレビ「Mr.サンデー」の企画として始まり、2018年に劇場公開された前作『ぼけますから、よろしくお願いします。』は、認知症の母親と耳の遠い父親の暮らしを、ひとり娘である信友直子監督が自身の視点で丹念に映し出したドキュメンタリー。年々深刻化する老老介護や認知症に関する問題の実態も浮き彫りにし、単館公開としては異例のロングランを記録。口コミがひろがり、約100館まで上映劇場が拡大するなど想定を上回る大ヒットとなり、公開翌年には同名書籍が発売されるなど、大きな話題となりました。

続編の予告編は、穏やかなピアノの曲が流れる中、愛らしい笑顔で話す父親の姿から始まり、「認知症になった母を90代の父が支え、ふたりで暮らす物語──それには、こんな続きがありました」と、信友監督の語りによる“物語”へと続いていきます。

入院することになった母親が見舞いに来た父親に言う「手がかかるようになってごめんね」という言葉、病床の母親に父親が語りかける「ありがとう。良い女房をもらったと思っている」という感謝の意など、セリフではなく自然と発せられた何気ない言葉の端々から、お互いを気遣う優しい思いと愛がにじみ出ています。

場面写真は、林檎を持ってポーズを取る母親や筋トレをする父親など、可愛らしく優しい人柄が伝わるカットの数々。信友監督は「人生の最終章は悲しいだけではありません。お互いを思いやり、かわす笑顔もありました」とコメントし、辛いばかりではなく楽しさもある一作であることを表現しています。

以下、到着したコメントです。

大竹しのぶ(女優)
ただひたすら、涙がこぼれます。嘘のないお父さんの言葉ひとつひとつに。そこには「愛」があるからです。

渡辺えり(劇作家・演出家・俳優)
凄い映画、凄い親子だ。悲惨な場面もいとおしくて笑える。三人の内面にあるユーモアが優しく強い。

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『ぼけますから、よろしくお願いします。~おかえり お母さん~』

監督・撮影・語り/信友直子 
プロデューサー/濱潤、大島新、堀治樹
制作プロデューサー/稲葉友紀子
製作プロダクション/スタッフラビ
製作/フジテレビ、ネツゲン、関西テレビ、信友家
2022年/日本/ドキュメンタリー/101分/ビスタ/2.0ch

日本公開/2022年3月25日(金)より全国順次公開
配給/アンプラグド
公式サイト
©2022「ぼけますから、よろしくお願いします。~おかえり お母さん~」製作委員会