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2021.12.08 19:30

『シラノ』UKプレミア開催!ピーター・ディンクレイジ、ヘイリー・ベネットらがレッドカーペットに登場!

  • Fan's Voice Staff

稀代の名作「シラノ・ド・ベルジュラック」を壮大なスケールで再構築したミュージカル映画『シラノ』のUKプレミアが現地時間12月7日(火)にロンドンで開催され、ピーター・ディンクレイジ、ヘイリー・ベネットら主要キャストと制作陣がレッドカーペットに登場しました。

ジョー・ライト監督、ケルヴィン・ハリソン・Jr.、ヘイリー・ベネット、ピーター・ディンクレイジ、エリカ・シュミット(脚本)©2021 Getty Images

主人公のシラノを演じたピーター・ディンクレイジは「最初の舞台の始まりから、ここに至るまでの長い長い道のりにとても素晴らしい気分だよ」と感慨深げにコメントし、「とても素敵な映画だ。この作品は本当に心に打つものがあり、皆さんが歌と共に心の中へこの作品を持って帰ってくれることを願っている」とコメント。本作が賞レースで続々とノミネートを果たしていることについて、「皆さんがこの作品を気に入ってくださっているということだと思うので、とても嬉しい」と語りました。

©2021 Getty Images

ヒロイン役のヘイリー・ベネットはエレナ ドーソンのドレスを身に纏い、「この愛の贈り物を観客の皆さんへ届けることができたのは、とても素晴らしいこと」とコメント。「本当はロクサーヌを演じることに怯えていました。頭の中でストーリーはありましたが、演じる勇気、正直言うと自信がなかったんです。なので、歴史上の女性や、特に現代女性について勉強しました」と明かし、「私たちは最初のパンデミックの最中に撮影をしていたので、この美しい映画の雰囲気を本当に吸収することができました。この作品は愛のラブレターなんです」と振り返りました。

©2021 Getty Images

監督を務めたジョー・ライトは「人と人との繋がりをテーマにした映画を作りたいと思っていたのですが、それはパンデミックが起こる前のことで、パンデミックが起こった今こそ、人と人との繋がりや、愛する人に愛を伝えることの必要性をテーマにした映画を作る時だと思いました」と本作への思いを語っています。

©2021 Getty Images

今年度の映画賞レースが本格的に始まる中、先日発表されたデトロイト映画批評家協会賞では、作品賞・主演男優賞(ピーター・ディンクレイジ)を受賞。第26回サテライト賞では作品賞(コメディ/ミュージカル)、主演男優賞(コメディ/ミュージカル)、衣装デザイン賞などに、ハリウッド映画批評家協会賞では主演男優賞、主題歌賞、コメディ/ミュージカル映画賞にノミネートされています。

©2021 Getty Images

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『シラノ』(原題:Cyrano)

物語の舞台は17世紀フランス。 剣の腕前だけでなく、優れた詩を書く才能をもつフランス軍きっての騎士シラノは、仲間たちからも絶大なる信頼を置かれていたが、自身の外見に自信が持てず、想いを寄せるロクサーヌに、心に秘めた気持ちをずっと告げることができない。そんな胸の内を知らないロクサーヌはシラノと同じ隊に配属された青年クリスチャンに惹かれ、こともあろうにシラノに恋の仲立ちをお願いする。複雑な気持ちを抱えながらも、愛する人の願いを叶えようとするシラノは、溢れる愛情を言葉で表現する才能がないクリスチャンに代わって、自身の想いを文字に込めて、ロクサーヌへのラブレターを書くことに…。果たして、三人が求める純真な愛の行方は──。

出演/ピーター・ディンクレイジ、ヘイリー・ベネット、ケルヴィン・ハリソン・Jr.、ベン・メンデルソーン
監督/ジョー・ライト
製作/ティム・ビーヴァン、エリック・フェルナー、ガイ・ヒーリー
脚本/エリカ・シュミット
原作/エドモン・ロスタン
製作総指揮/エリカ・シュミット、サラ=ジェーン・ロビンソン、シーラズ・シャア、ルーカス・ウェブ、マット・バーニンガー、カーリン・ベッセル、アーロン・デスナー
音楽/ブライス・デスナー&アーロン・デスナー
全米公開日/2021年12月31日

日本公開/2022年2月25日(金)より全国公開!
配給/東宝東和
公式サイト
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