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2021.12.03 16:00

『アイム・ユア・マン 恋人はアンドロイド』ダンス中のダン・スティーヴンスがバグる本編シーンが到着!

  • Fan's Voice Staff

来年度アカデミー賞国際長編映画賞ドイツ代表に選出されたラブロマンス『アイム・ユア・マン 恋人はアンドロイド』より、ダン・スティーヴンス演じるアンドロイドが“バグる”本編シーン映像が到着しました。

博物館で研究に没頭する学者アルマ(マレン・エッゲルト)の最高の伴侶になるようプログラムされた高性能AIアンドロイドのトム(ダン・スティーヴンス)。二人はトムを開発した会社がセッテイングしたダンスホールで初めて顔を合わせますが、“アンドロイドと踊る”という初めての経験に、アルマはどうしても戸惑いを隠せない様子。ところがトムは、そんな不安げな彼女を真剣な表情で見つめ、キレキレのルンバを踊りまくります。一体どうしたらいいのか、目のやり場にも困ってしまったアルマが困惑気味に一緒にダンスを踊っていると、トムの動作に異変が発生。数人のスタッフに抱えられながら、舞台裏に連れ去られてしまいます──。

抜群のルックスと穏やかな性格と豊富な知識、ロマンチックなエスコートで難攻不落のアルマに恋を仕掛けるアンドロイド・トムを演じるのは、『美女と野獣』(17年)、『ダウントン・アビー』(10~15年、19年)で観客のハートをつかんだダン・スティーヴンス。トムに尽くされても素直になれないアルマには、『es[エス]』(01年)や『ヒトラーを欺いた黄色い星』(17年)など、ドイツで活躍するマレン・エッゲルト。過去の悲しみを心にしまい込み、充実した仕事に打ち込みながらも、老いゆく父の姿に自らの孤独を重ねる複雑な現代女性アルマを繊細に演じ、第71回ベルリン国際映画祭で演技部門最高賞〈銀熊賞〉を受賞しました。

監督は、超正統派ユダヤ教徒のコミュニティから逃亡する女性を描き、プライムタイム・エミー賞を受賞した『アンオーソドックス』(20年)のマリア・シュラーダー。女優として『Aimée & Jaguar』(99年・未)でベルリン国際映画祭最優秀女優賞に輝いた経験もあり、『エーミールと探偵たち 』(01年)、『ソハの地下水道』(11年)など出演作が日本でも公開され高評価を獲得。現在は、映画プロデューサーの権力を振りかざし、セクハラと性的暴行事件を繰り返したハーベイ・ワインスタインの行状を暴く『She Said(原題)』(22年公開予定)を撮影中という、ハリウッドでも注目を集める監督のひとりです。

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『アイム・ユア・マン 恋人はアンドロイド』(英題:I’m Your Man)

監督/マリア・シュラーダー
出演/ダン・スティーヴンス、マレン・エッゲルト、ザンドラ・ヒュラー
2021年/ドイツ映画/ドイツ語/107分/日本語字幕:金澤荘子/映倫:PG12

日本公開/2022年1月14日(金)新宿ピカデリー、Bunkamuraル・シネマほか全国ロードショー!
提供/ニューセレクト
配給/アルバトロス・フィルム
公式サイト
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