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2021.11.25 11:00

ハビエル・バルデム&エル・ファニング共演『選ばなかったみち』日本版予告編&ポスターが解禁!

  • Fan's Voice Staff

第70回ベルリン映画祭コンペティション部門に選出されたサリー・ポッター監督作『選ばなかったみち』の日本版予告編とポスタービジュアルが解禁されました。

予告編が捉えるのは、娘モリー(エル・ファニング)が、ニューヨークのアパートでひとりで暮らす父レオ(ハビエル・バルデム)を病院へ連れていくために彼を訪ねる、ある朝の様子。ふたりは意思の疎通もままならず。レオは向かう先々で面倒を起こし、仕事の重要なプレゼンを当日に控えながら予定を何度も変更せざるを得ないモリー。映像は、レオがかつて選ばなかった人生──初恋の女性と出会った故郷メキシコ、作家生活に行き詰まり一人旅をしたギリシャ──を幻想として捉え、モリーと一緒にいるはずなのに、ふたりは全く別の景色を見ているよう。厳しい現実に押しつぶされそうになりながらも、父に寄り添い手を握り続けるモリー。ニューヨークから移りゆく、レオの幻想として繰り広げられるメキシコの荒野や灯火、ギリシャの広大な海…どこか夢幻的で臨場感のある映像美にも注目です。

監督は、『耳に残るは君の歌声』『ジンジャーの朝〜さよなら、わたしが愛した世界』を手掛けたサリー・ポッター。弟が若年性認知症と診断され、監督自身が介護で寄り添った経験をもとに自らが脚本も手掛けた物語です。

レオが幻想として往来する世界は、人生の岐路でもし別の選択をしていたら辿ったかもしれない道。サリー・ポッター監督は、「私はこの映画を、人生の奥深さに迫る作品にしようと考えていました。悲しい場面もありますが、一筋の光が与えられればと思いました。観客の皆さんには、レオの物語を通して、複雑で神秘的な自分の人生を追い求めてもらえたらと願っています」とコメントしています。

主人公のレオ役をオスカー俳優のハビエル・バルデム、娘モリーを確かな演技力で数多の実力派監督と組んできたエル・ファニングがそれぞれ演じ、父娘役で初共演。ほか、ローラ・リニー、サルマ・ハエックら実力派名優が脇を固めています。

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『選ばなかったみち』(原題:The Roads Not Taken)

監督・脚本/サリー・ポッター
出演/ハビエル・バルデム、エル・ファニング、ローラ・リニー、サルマ・ハエック
2020年/イギリス・アメリカ/英語/86分/カラー/スコープ(シネスコ)/5.1ch/日本語字幕:稲田嵯裕里/G

日本公開/2022年2月25日(金)、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国公開
配給/ショウゲート
公式サイト
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