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2021.11.13 11:00

マッテオ・ガローネ監督『ほんとうのピノッキオ』NGシーン集が解禁!

  • Fan's Voice Staff

イタリアの鬼才マッテオ・ガローネ監督によるダークファンタジー『ほんとうのピノッキオ』のNGシーンを収めたメイキング映像が解禁されました。

映像には、カタツムリが通った後のヌルヌルでおしゃべりコオロギが滑るシーンに思わず笑ってしまう様子や、妖精とのシーンで垣間見えるピノッキオを演じたフェデリコ・エラピの機転が利いたリアクション、そしてキツネとネコの食事シーンでは机を強く叩き過ぎた結果食べ物が飛び散り、それに驚いたフェデリコ・エラピが思わず椅子から転げ落ちてしまうというハプニングが収められています。

「この物語に登場するネコ、キツネ、カタツムリには“人間性”が備わっている」と語るマッテオ・ガローネ監督は、「少し動物的で、少し人間的」なキャラクターをめざし、過度にCGに依存しない“擬人化したクリーチャー”を生み出しました。人が演じているからこそ生まれるNGカットは、奇妙なクリーチャーたちの人間味溢れる一面を見ることができ、作風はダークファンタジーながらも、撮影現場は心温まる笑いで包まれていたことが伺えます。

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『ほんとうのピノッキオ』(原題:Pinocchio)

あなたはまだ知らない、本当のピノッキオを──
貧しい木工職人のジェペット爺さん(ロベルト・ベニーニ)が丸太から作った人形が、命を吹き込まれたようにしゃべり始めた。ピノッキオ(フェデリコ・エラピ)と名付けられたやんちゃな人形は、ジェペットのもとを飛び出して、森の奥深くへと誘われる。道中、ターコイズ・ブルーの髪を持つ心優しき妖精の言いつけにも、おしゃべりコオロギの忠告にも耳を貸さない。なおも命からがらの冒険を繰り広げるピノッキオは、はたして「人間の子どもになりたい」という願いを叶えられるのだろうか……。

監督・共同脚本/マッテオ・ガローネ
プロデューサー/ジェレミー・トーマス
出演/ロベルト・ベニーニ、マリーヌ・ヴァクト
2019年/イタリア映画/シネマスコープ/上映時間:124分/映倫区分:G/日本語字幕:杉本あり

日本公開/2021年11月5日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ他にて全国ロードショー
配給/ハピネットファントム・スタジオ
後援/イタリア大使館、イタリア文化会館
公式サイト
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