『リスペクト』ジェニファー・ハドソンら豪華キャストのインタビューを収めた特別映像が解禁!
- Fan's Voice Staff
ソウルの女王アレサ・フランクリンの半生を描く音楽エンターテインメント『リスペクト』に出演する豪華俳優陣のインタビューを収めた特別映像が解禁されました。
「アレサ・フランクリンは多面。アーティストであり女性であり、象徴でもある。でも彼女は身近な人々に影響を受けた」と尊敬の念を込めて語るのは、“ソウルの女王”と呼ばれたアレサ・フランクリンを演じたジェニファー・ハドソン。フランクリンは、アーティストとしてだけではなく、公民権運動や女性解放運動にも携わっており、様々な顔を持つ人物です。そんなフランクリンについて、リーズル・トミー監督は「スターには大きな期待がかかる。映画の中心となるのは、彼女が仕事と私生活で愛する人々とどう関わっていくか」と語っています。
脚本を担当していたトレイシー・スコット・ウィルソンが「彼女は天才。才能にも囲まれていた」と明かすように、フランクリンの周りには説教師として有名な牧師の父、ピアニストでゴスペル歌手であった母親、 “ブルースの女王”であるダイナ・ワシントン、父親と親交のあったマーティン・ルーサー・キング・Jr.牧師といった才能溢れる人々が。本作では、アレサの父親役には『バード』(88年)でカンヌ国際映画祭男優賞、『ラストキング・オブ・スコットランド』(06年)で第79回アカデミー賞をはじめ各映画賞で主演男優賞を総なめにしたフォレスト・ウィテカー、母親役にはオードラ・マクドナルド、ダイナ・ワシントン役には「クイーン・オブ・ヒップホップ・ソウル」と称されるR&B歌手のメアリー・J.ブライジ、夫役にはマーロン・ウェイアンズといった個性豊かなキャスト陣が脇を固めています。
さらにキャストらは、「アレサの人生が勇気をくれる。自分らしさの発見は難しいものだ。特別な女性を描く作品に共演出来て光栄」(テッド・ホワイト役:マーロン・ウェイアンズ)、「アレサが奥深い感情を表現できたのは、自分も苦しんだからだ」(C・L・フランクリン役:フォレスト・ウィテカー)、「彼女の歌は根源的に人間の魂に触れるから感動する」(バーバラ・フランクリン役:オードラ・マクドナルド)、「彼女の歌は心に響く」(幼少期のアレサ役:スカイ・ダコタ・ターナー)、「幼い頃に家でよく聴いてた。彼女の歌は感動的で鳥肌が立った」(ダイナ・ワシントン役:メアリー・J・ブライジ)と、口を揃えてフランクリンの魅力についても語っています。
決して平たんとは言えない厳しい経験を経たからこそ人間として成長し、世界を歓喜と興奮で包み込む大スターへと花開いたフランクリンに、脚本のトレイシー・スコット・ウィルソンは「喜びに至るには葛藤を描かなきゃ。彼女の偉大さは乗り越えてきたものが物語る」、ジェニファー・ハドソンは「多くを経験したアレサに敬意を表したい」と、リスペクトを込めたメッセージを送っています。
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『リスペクト』(原題:Respect)
少女のころから抜群の歌唱力で天才と称され、煌びやかなショービズ界の華となったアレサ(ジェニファー・ハドソン)。しかしその裏に隠されていたのは、尊敬する父(フォレスト・ウィテカー)、愛する夫(マーロン・ウェイアンズ)からの束縛や裏切りだった。極限まで追い詰められる中、すべてを捨て自分の力で生きていく覚悟を決めたアレサは、ステージに立ち観客にこう語り掛ける。「この曲を、不当に扱われている全ての人に贈ります」。自らの心の叫びを込めたアレサの圧倒的な歌声は、やがて世界を歓喜と興奮で包み込んでいく──。
出演/ジェニファー・ハドソン、フォレスト・ウィテカー、マーロン・ウェイアンズ、メアリー・J. ブライジ
監督/リーズル・トミー
脚本/トレイシー・スコット・ウィルソン
アメリカ/2021年/カラー/シネスコ/5.1chデジタル/146分/字幕翻訳:風間綾平
日本公開/2021年11月5日(金) TOHOシネマズ 日比谷他 全国ロードショー
配給/ギャガ
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