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2021.11.04 18:00

『ほんとうのピノッキオ』マッテオ・ガローネ監督からのメッセージ動画&ピノッキオ“誕生”シーンが解禁!

  • Fan's Voice Staff

世界中で読み継がれてきたイタリアの児童文学を映画化した『ほんとうのピノッキオ』の公開に先立ち、マッテオ・ガローネ監督からメッセージ動画と、ピノッキオの“誕生”シーンが解禁されました。

カンヌ国際映画祭の常連で、『ゴモラ』(08年)、『リアリティー』(12年)でグランプリ受賞の経歴もあるガローネ監督が幼少期に親しんだと語るピノッキオの物語が生まれたのは、彼の故郷であるイタリア。ディズニー・アニメーションでは描かれなかったピノッキオの真の姿を、本作では監督の美学を存分に発揮させたダークファンタジーとして描きました。

監督からのメッセージに続くのは、1本の丸太が命を宿し、言葉を喋る人形に生まれ変わる瞬間を映した本編シーン。ジェペット(ロベルト・ベニーニ)が丁寧に削っていくと、丸太は不思議と鼓動を打ちはじめ、出来上がったばかりの人形に「パパと言ってごらん」と何度も語りかけるジェペットに、“その瞬間”は突如訪れます。確かに「パパ」と発した木の人形に、ジェペットは驚き思わず飛び退くのでした。

実はディズニー・アニメーションではこのシーンは存在せず、ピノッキオは既に人形と化した状態で登場します。本作では、原作に忠実な描写で誕生の瞬間が映し出されており、今まで知っていたようで、見たことの無かった“ほんとうの”ピノッキオの物語が描かれます。

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『ほんとうのピノッキオ』(原題:Pinocchio)

あなたはまだ知らない、本当のピノッキオを──
貧しい木工職人のジェペット爺さん(ロベルト・ベニーニ)が丸太から作った人形が、命を吹き込まれたようにしゃべり始めた。ピノッキオ(フェデリコ・エラピ)と名付けられたやんちゃな人形は、ジェペットのもとを飛び出して、森の奥深くへと誘われる。道中、ターコイズ・ブルーの髪を持つ心優しき妖精の言いつけにも、おしゃべりコオロギの忠告にも耳を貸さない。なおも命からがらの冒険を繰り広げるピノッキオは、はたして「人間の子どもになりたい」という願いを叶えられるのだろうか……。

監督・共同脚本/マッテオ・ガローネ
プロデューサー/ジェレミー・トーマス
出演/ロベルト・ベニーニ、マリーヌ・ヴァクト
2019年/イタリア映画/シネマスコープ/上映時間:124分/映倫区分:G/日本語字幕:杉本あり

日本公開/2021年11月5日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ他にて全国ロードショー
配給/ハピネットファントム・スタジオ
後援/イタリア大使館、イタリア文化会館
公式サイト
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