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2021.11.01 7:00

阿部寛 × 北村匠海『とんび』特報映像&ティザービジュアルが解禁!

  • Fan's Voice Staff

幾度途切れても必ず繋がっていく親子の絆を描いた重松清による大ベストセラー小説を映画化した『とんび』の特報映像とティザービジュアルが解禁されました。

息子アキラ(北村匠海)の語り口で紹介される映像は、街の名物男ヤス(阿部寛)の破天荒な姿を描くシーンから始まります。鼻歌交じりにトラックを運転し、夜には小料理屋「夕なぎ」の前で酔った勢いで喧嘩…。そんなヤスが美佐子(麻生久美子)と出会い、アキラが生まれ、街の人はヤスたちを「とんびが鷹を生んだ」と噂しました。いつくしむまなざしでその腕に息子アキラを抱くヤスですが、人生絶頂の幸せにいた家族に悲劇が起きてしまい──。

監督を務めるのは、多くの深遠な物語をエンターテイメントとして昇華させてきた、『64 -ロクヨン-』『糸』などの瀬々敬久。

『テルマエ・ロマエ』「下町ロケット」などで圧巻の表現力と存在感を放つ阿部寛と、若手実力派の中でも突出した才能を発揮する『君の膵臓をたべたい』『東京リベンジャーズ』の北村匠海が父子役で初共演。

ヤスの姉貴分でアキラを我が子のように可愛いがる、小料理屋「夕なぎ」の女将・たえ子役を薬師丸ひろ子、出版社に勤める編集者でアキラの婚約者・由美役を杏、ヤスの幼なじみで薬師院の跡取り息子・照雲役を安田顕、照雲の妻・幸恵役を大島優子、ヤスの妻でアキラの母・美佐子役を麻生久美子、薬師院住職で照雲の父・海雲役を麿赤兒がそれぞれ演じ、濱田岳、宇梶剛士、田中哲司、豊原功補、嶋田久作、村上淳、尾美としのり、吉岡睦雄、宇野祥平、木竜麻生ら日本映画界屈指の豪華俳優陣が集結しています。

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『とんび』

昭和37年、瀬戸内海に面した備後市。運送業者で働くヤス(阿部寛)は、今日も元気にオート三輪を暴走させていた。愛妻・美佐子(麻生久美子)の妊娠に嬉しさを隠せず、姉貴分のたえ子(薬師丸ひろ子)や幼馴染の照雲(安田顕)に茶化される日々。幼い頃に両親と離別したヤスにとって家庭を築けるということはこの上ない幸せだった。遂に息子・アキラ(北村匠海)が誕生し「とんびが鷹を生んだ」と皆口々に騒ぎ立てた。しかしようやく手に入れた幸せは、妻の事故死で無残にも打ち砕かれてしまう。こうして、父子二人きりの生活が始まる。母の死を理解できないアキラに、自分を責めるヤス。和尚の海雲(麿赤兒)は、アキラに皆が母親代わりなってやると説き、雪が降っても黙って呑み込む広い海のようにアキラに悲しみを降り積もらすな―「お前は海になれ」と、ヤスに叱咤激励するのであった。親の愛を知らずして父になったヤスは、仲間達に助けられながら、我が子の幸せだけを願い、不器用にも愛し育て続けた。そんなある日、誰も語ろうとしない母の死の真相を知りたがるアキラに、ヤスは大きな嘘をついた──。

出演/阿部寛、北村匠海、杏、安田顕、大島優子、濱田岳、宇梶剛士、尾美としのり、吉岡睦雄、宇野祥平、木竜麻生、田中哲司、豊原功補、嶋田久作、村上淳、麿赤兒、麻生久美子、薬師丸ひろ子
原作/重松清「とんび」(角川文庫刊)
監督/瀬々敬久
脚本/港岳彦

日本公開/2022年 全国劇場公開
配給/KADOKAWA、イオンエンターテイメント
公式サイト
©2022『とんび』製作委員会