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2021.10.22 12:00

『ジョゼと虎と魚たち』新場面写真6点&称賛コメントが到着!

  • Fan's Voice Staff

ハン・ジミンとナム・ジュヒョクのダブル主演による韓国版『ジョゼと虎と魚たち』の公開に先立ち、花澤香菜、玉城ティナら著名人7名からの称賛コメントが新場面写真6点とあわせて到着しました。

2003年に公開された『ジョゼと虎と魚たち』は、田辺聖子の同名短編小説を、犬童一心監督が妻夫木聡と池脇千鶴を主演に迎えて実写映画化。その年のキネマ旬報・日本映画ベストテンに選ばれたほか、数々の映画賞を受賞するなど大きな話題となりました。足が不自由な少女ジョゼと大学生・恒夫の出会いの物語は、20年近く経った今も全く色褪ることなく、幅広い世代の人々に青春恋愛映画の金字塔として愛され続け、昨年には劇場アニメ版が公開されました。

今回のリメイク版でジョゼ役を演じたのは、日本でも人気の韓流ドラマ「知ってるワイフ」、「ある春の夜に」などに出演し、韓国ドラマ界で“ラブコメの女王”として活躍する名優ハン・ジミン。近年は映画にも精力的に出演し、『虐待の証明』では韓国最大の映画賞で主演女優賞を受賞するなど、幅広い演技力が高く評価されています。心優しき青年ヨンソク役には、Netflixの人気ドラマ「スタートアップ:夢の扉」に主演するなど、注目を浴びる若手俳優ナム・ジュヒョク。二人は、「まぶしくて ─私たちの輝く時間─」以来の再共演を果たしました。

監督・脚本を務めたキム・ジョングァンは、日本実写版のエッセンスを巧みに取り入れながら、四季が織りなす映像美を背景に、官能的でみずみずしい美しさにあふれた二人の物語を撮り上げました。

以下、到着したコメントです(順不同・敬称略)。

花澤香菜(声優・女優・歌手)
幸せを感じたあとに押し寄せる怖さ。  
これは一瞬のものかもしれない、というざらっとした気持ちが、ジョゼを通して蘇ってきました。
ジョゼとヨンソクのかけがえのない美しい時間を、ずっと見ていたかったです。

村上佳菜子(プロフィギュアスケーター)
心がギューッとなりました。
人は誰でも支えがないと生きていけないということも改めて思いました。
一つ一つの映像が細かいところまで素敵で、自分が想像するイメージを表現されているような感覚で、まるで小説を読み進めているような気分になりました。

真野恵里菜(女優)
突然出会った2人が互いに惹かれ合い、相手のことを知れば知るほど近づきたくなる想いと、 
知れば知るほどに自分の気持ちに蓋をして遠ざかろうとする想いはどちらも共感できました。
幸せとは何か、そんなことを考えながらラストは涙が溢れました。

三吉彩花(俳優・モデル)
ゆっくりと流れていく四季折々のリアルな時間。 
それとは裏腹に鼓動が早くなるかのようにぐっと縮まる二人の距離。
静けさの中に熱く流れる涙が今でも鮮明に映像として自分の中に溢れてくる。
そんな忘れられない景色が幾つもある作品でした。

玉城ティナ(女優・モデル)
嘘が入り込む隙間もないくらい、ただ信じるしかなかった日があった。 
そうするとどんな世界でも全て肯定してくれた。画の中に暗がりと光が同時に描かれていて、
赤や黄や青、他にも沢山の色が集まって黒になっているんだよ、という誰かに言われた言葉をふと思い出しました。
若い時に知らなきゃ良かった、と感じた事もいつか記憶として助けてくれる、
きっと、そうだといいな、と思っています。

宇垣美里(フリーアナウンサー)
自然光で彩られた美しい映像で語られる
確かに存在した愛の始まりとその終わり
たとえ永遠でなくても、その思い出をぎゅっと抱えて生きていける。
そんな出会いが人生にはある。
深く切なく静かな余韻に胸がじんわりと温まるのを感じた。

マキヒロチ(漫画家)
静かに美しく蘇ったジョゼ。 
道端で泣き出すことも一人だけで車椅子を
颯爽と漕ぐ姿を見せることもない二人の永遠を、   
もう一度信じたくなる。

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『ジョゼと虎と魚たち』(英題:Josée)

卒業を控えた大学生のヨンソクは、ある日、道端に倒れている車椅子の女性に遭遇する。彼女の家まで送り届けたヨンソクは、お礼に夕飯を振る舞われる。足が不自由な彼女は祖母と二人で暮らしていた。ジョゼと名乗る彼女は本で知識を得ることが好きで、独特な感性をもつ。そんな自分だけの世界観をもつ魅力的なジョゼに、ヨンソクは段々と興味をもっていく。時々ジョゼの家を訪れるようになったヨンソクは、ジョゼには親がいなく、養護施設から逃げ出し、おばあさんに拾われてから自分の世界に閉じこもっている事を知る。その事実を知り、ジョゼへの想いを強くしたヨンソクは、大学の女友達のツテを頼って、市の補助金でジョゼの家の改装にこぎつける。だが、ヨンソクと女友達の親密そうな雰囲気を察したジョゼは彼を拒絶するのだった──。

脚本・監督/キム・ジョングァン
出演/ハン・ジミン、ナム・ジュヒョク
2020年/韓国/韓国語/117分/カラー/シネスコ/5.1ch/原題:조제/字幕翻訳:鷹野文子/映倫 G 

日本公開/2021年10月29日(金)より kino cinéma横浜みなとみらい・立川髙島屋S.C.館・天神 ほか全国順次公開
配給/キノシネマ
提供/木下グループ
公式サイト
Original Film © 2003 “Josee, the Tiger and the Fish” Film Partners. All Rights Reserved.
© 2020 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved