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2021.10.21 10:00

『リスペクト』ジェニファー・ハドソンの熱唱シーンが解禁!

  • Fan's Voice Staff

ソウルの女王アレサ・フランクリンの半生を描く音楽エンターテインメント『リスペクト』より、主演ジェニファー・ハドソンが熱唱する本編シーンが到着しました。

解禁された映像は、1968年にニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで行われたライブでの「Respect」歌唱シーン。ハドソンのパワフルな歌声とパフォーマンスに胸躍る映像となっており、当時を完璧に再現したフランクリンの衣装やヘアメイクのディティールにも注目です。

数多くあるフランクリンの代表曲の1つである「リスペクト」。亭主に対し「家庭を守る私に敬意を払って!」と歌い、女性に対する“リスペクト”を求めるこの曲は世界に広く知られていますが、実は既存曲のカバーであることはあまり知られておらず、オリジナルは「アメリカを代表する天才ソウル・シンガー」と言われた黒人男性歌手オーティス・レディングの曲。汗水流して労働し帰宅した男が妻に対して「家では敬意を払ってくれ」と懇願する内容の歌詞でしたが、フランクリンは大胆に女性視点でアレンジしました。

実生活では夫テッドの束縛に耐えながら、ステージ上ではそんな悩みも吹き飛ばし、歌詞のとおり自由を歌うフランクリン。本編ではこの「Respect」誕生シーンも描かれています。

当時、全米チャートではR&B/ポップともに1位、初のグラミー賞受賞曲にもなり、レディング本人も「あの娘に曲を奪われたよ」と舌を巻くほどの大ヒットを記録。先月発表されたばかりのローリング・ストーン誌が選ぶ「歴代最高の500曲」では、ザ・ビートルズ、ザ・ローリング・ストーンズ、ニルヴァーナ、ボブ・ディランらの名曲をおさえて、「Respect」が第1位に輝きました。

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『リスペクト』(原題:Respect)

少女のころから抜群の歌唱力で天才と称され、煌びやかなショービズ界の華となったアレサ(ジェニファー・ハドソン)。しかしその裏に隠されていたのは、尊敬する父(フォレスト・ウィテカー)、愛する夫(マーロン・ウェイアンズ)からの束縛や裏切りだった。極限まで追い詰められる中、すべてを捨て自分の力で生きていく覚悟を決めたアレサは、ステージに立ち観客にこう語り掛ける。「この曲を、不当に扱われている全ての人に贈ります」。自らの心の叫びを込めたアレサの圧倒的な歌声は、やがて世界を歓喜と興奮で包み込んでいく──。

出演/ジェニファー・ハドソン、フォレスト・ウィテカー、マーロン・ウェイアンズ、メアリー・J. ブライジ
監督/リーズル・トミー
脚本/トレイシー・スコット・ウィルソン
アメリカ/2021年/カラー/シネスコ/5.1chデジタル/146分/字幕翻訳:風間綾平

日本公開/2021年11月5日(金) TOHOシネマズ 日比谷他 全国ロードショー
配給/ギャガ
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