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2021.10.11 16:00

『ビルド・ア・ガール』ビーニー・フェルドスタインのインタビュー映像が解禁!

  • Fan's Voice Staff

「女の子の権利」や「女の子のエンパワーメント」の促進を広く国際社会に呼びかける日として国連によって定められた国際ガールズ・デー(10月11日)を記念し、青春エンパワーメントムービー『ビルド・ア・ガール』で主演を務めたビーニー・フェルドスタインのインタビュー映像が到着しました。

イギリスで影響力のあるフェミニストのひとりとして知られ、人気コラムニストで作家のキャトリン・モランの半自伝的小説を映画化し、主演、監督、プロデューサー、脚本など主要スタッフすべてが女性主導で製作された本作。

失敗やチャレンジを繰り返しながら、がむしゃらに自分作りに突き進む高校生・ジョアンナを演じたフェルドスタインは、本作が「ティーンの女の子にとって非常に大切な作品になる」と語り、その理由に「女性たちには自分の代弁者となってくれるような作品がほとんどないから。私たちは本や映画を見たりする時に、男性キャラクターに自分を重ねるしかない」とコメント。さらに「ジョアンナのようにモデルみたいな体型でもなく、素行が完璧なわけでもなく、いわゆる“普通”の型にはまっていない女の子が仕事を得て、成功して、恋をする姿を見るのは本当に重要なことだから」とコメント。

原作者で本作の脚本を担当したキャトリン・モランも「『ビルド・ア・ガール』では、ワーキングクラスの女の子がどうやってお金を稼ぐのかを描きたかった。若い女性が主人公の映画というと恋愛や外見的な変身がテーマになりがちだが、現実には何をして暮らしを立てるかは大事なことなので、そこはしっかり見せたかった部分だった」と語っています。

常に女性に焦点を当て、女性を主人公にした作品を作り続けてきたプロデューサーのアリソン・オーウェンは「特に、ソーシャルメディアが発達した現代では女性、特に若い女性は、四六時中自分がどうあるべきか、どう思うべきかというイメージを見せつけられています。でも、本当はいつでもなりたい自分になれるし、一瞬ですべてが変わる。それこそがこの作品を通じて提示したい“自由”」と語り、同じくプロデューサーのボニー・チャンスも「一度失敗したら終わりという風潮が強くある今、人々が『ビルド・ア・ガール』を観て、笑ったり楽しんだりしてくれることを願っています。世界に出て自分の道を歩むことができると感化されてほしい」と、すべての女性にエールを送っています。

フェルドスタインが「この映画は女性たちに失敗してもいい、得意なことがあってもなくても、成功してもしなくても、人間らしくあればいいと許してくれる。失敗する日もあれば成功する日もあると教えてくれた」と語るように、一足先に本編を鑑賞した観客からも「来年ごろから就活など将来のことを具体的に考えなければいけないけれど、何をしていいのか、やりたいことを少し躊躇している今の自分に、とても刺激を与えてくれる映画でした」、「間違ってもそれでも真っ直ぐ自分を立て直す“今のジョアンナ”が一番輝いていて何もかもがステキ」と元気をもらえた声が相次いでいます。

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『ビルド・ア・ガール』(原題:How to Build a Girl)

1993年、イギリス郊外に家族7人で暮らすジョアンナは、底なしの想像力と文才に長けた16歳の高校生。だが学校では冴えない子扱い。そんな悶々とした日々を変えたい彼女は、大手音楽情報誌「D&ME」のライターに応募。単身で大都会ロンドンへ乗り込み、仕事を手に入れることに成功する。だが取材で出会ったロック・スターのジョンに夢中になってしまい、冷静な記事を書けずに大失敗。編集部のアドバイスにより“嫌われ者”の辛口批評家として再び音楽業界に返り咲くジョアンナ。過激な毒舌記事を書きまくる“ドリー・ワイルド”へと変身した彼女の人気は爆発するが、徐々に自分の心を見失っていき……。

原作/キャトリン・モラン著「How to Build a Girl」
脚本/キャトリン・モラン
監督/コーキー・ギェドロイツ
製作/アリソン・オーウェン、デブラ・ヘイワード
出演/ビーニー・フェルドスタイン、パディ・コンシダイン、サラ・ソルマーニ、アルフィー・アレン、フランク・ディレイン、クリス・オダウド、エマ・トンプソン
2019年/イギリス/英語/105分/DCP/アメリカンビスタ/カラー/5.1ch/R15

日本公開/2021年10月22日(金)新宿武蔵野館ほか全国ロードショー
配給/ポニーキャニオン、フラッグ
提供/フラッグ、ポニーキャニオン
公式サイト
©MONUMENTAL PICTURES, TANGO PRODUCTIONS, LLC, CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION, 2019