『ほんとうのピノッキオ』特殊メイク&衣装デザインに迫る新場面写真6点が解禁!
- Fan's Voice Staff
イタリアの鬼才マッテオ・ガローネ監督によるダークファンタジー『ほんとうのピノッキオ』の特殊メイク&衣装デザインに迫る新場面写真6点が解禁されました。
「観る者を魔法の世界に入り込ませ、キャラクターと一緒にいるような気持ちにさせなくてはいけない」と語るガローネ監督が、なかでも一番苦労したというのがピノッキオの特殊メイク。驚くほどリアルに再現されたピノッキオの顔の木目は、誰もがCGと見間違うほど。
特殊メイクを担当したのは、『ハリー・ポッター』シリーズや『ボヘミアン・ラプソディ』など多くの話題作を手掛け、ウェス・アンダーソン監督『グランド・ブダペスト・ホテル』とメリル・ストリープ主演『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』で2度のアカデミー賞に輝いたマーク・クーリエ。本作の撮影では、当時8歳だったピノッキオ役のフェデリコ・エラピが3ヶ月もの間、毎日4時間この特殊メイクをこなして臨んだといい、クーリエは「1週間や2週間ならまだしも、3か月もなんて誰もやったことがない」と振り返っています。
衣装デザインを担当したのは、ガローネ監督がディレクションした2020-2021秋冬のDiorオートクチュールコレクションの特別映像「Le mythe Dior」でも衣装デザイナーを務め世界を魅了したマッシモ・カンティーニ・パリーニ。
解禁された場面写真では、ピノッキオが旅の最中で出逢う奇妙な生き物たちや妖精の特殊メイク、さらにピノッキオが生まれた19世紀後期を思わせる繊細でディテールに凝った衣装の数々が写し出されており、ガローネ監督が招集した一流スタッフによる技巧が幻想的な世界観を表現する上で欠かすことのできないエッセンスとなっていることが確認できます。
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『ほんとうのピノッキオ』(原題:Pinocchio)
あなたはまだ知らない、本当のピノッキオを──
貧しい木工職人のジェペット爺さん(ロベルト・ベニーニ)が丸太から作った人形が、命を吹き込まれたようにしゃべり始めた。ピノッキオ(フェデリコ・エラピ)と名付けられたやんちゃな人形は、ジェペットのもとを飛び出して、森の奥深くへと誘われる。道中、ターコイズ・ブルーの髪を持つ心優しき妖精の言いつけにも、おしゃべりコオロギの忠告にも耳を貸さない。なおも命からがらの冒険を繰り広げるピノッキオは、はたして「人間の子どもになりたい」という願いを叶えられるのだろうか……。
監督・共同脚本/マッテオ・ガローネ
プロデューサー/ジェレミー・トーマス
出演/ロベルト・ベニーニ、マリーヌ・ヴァクト
2019年/イタリア映画/シネマスコープ/上映時間:124分/映倫区分:G/日本語字幕:杉本あり
日本公開/2021年11月5日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ他にて全国ロードショー
配給/ハピネットファントム・スタジオ
後援/イタリア大使館、イタリア文化会館
公式サイト
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