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2021.10.01 21:00

『ディナー・イン・アメリカ』30秒に1回飛び出す“Fワード”総集編映像が解禁!

  • Fan's Voice Staff

公開中の映画『ディナー・イン・アメリカ』より、“Fワード”が飛び出すシーンをまとめた大変不謹慎な総集編特別映像が解禁されました。

106分の上映時間からタイトルロール1分とエンドロール3分を除く本編中、Fワードが計200回、平均すると30秒に1回出てくる本作。おそらく2014年以降の日本公開映画で最も多くのFワードが飛び出したラブストーリーと言えるでしょう。米Colliderによると、最もFワードの多かった映画作品は、カナダ発のコメディ『Swearnet: The Movie』(14年・日本未、Fワード935回)。第2位はFワードについて真面目に研究したドキュメンタリー『FUCK』(15年、857回)、第3位はマーティン・スコセッシ監督とレオナルド・ディカプリオがタッグを組み日本でも大ヒットした伝記コメディ『ウルフ・オブ・ウォールストリート』(13年、569回)。上には上がいますが、ラブストーリーとしてここまでFワードが多いのは、稀有な例でしょう。

『ディナー・イン・アメリカ』は、過保護に育てられて単調な毎日を送る少女パティ(エミリー・スケッグス)が、警察から追われる不審な男サイモン(カイル・ガルナー)を匿うことで始まるラブストーリー。パティにとって、パンクロックを聴く時間が平凡な人生から逃避できる唯一の瞬間なのに対し、実はサイモンは、パティが敬愛するパンクバンドの覆面リーダー、ジョンQだったのでした──。

パティ役には、日本でも舞台化され話題となったミュージカル『ファン・ホーム』で、2015年のトニー賞ミュージカル助演女優賞と最優秀ミュージカル・シアター・アルバム賞にノミネートされ、シアターワールド賞を受賞したエミリー・スケッグス。サイモン役を演じるカイル・ガルナーは、『CSI:ニューヨーク』(06〜13年)や『エルム街の悪夢』(10年)、『アメリカン・スナイパー』(14年)など、多数のドラマや映画で活躍しています。

40以上の映画祭で上映され、その過激な内容で物議を醸した『バニーゲーム』(11年)のアダム・レーマイヤーが監督を務め、プロデューサーには、『ズーランダー』『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』『LIFE!』などのベン・スティラーが名を連ねています。

本作は2020年サンダンス映画祭にてオフィシャルセレクションとして上映されたほか、ダブリン国際映画祭ではダブリン批評家スペシャル審査員賞、ヌーシャテル国際ファンタスティック映画祭では観客賞、オデッサ国際映画祭ではグランプリを受賞。本国アメリカでは新型コロナウイルスの影響で未だ公開されておらず、先立っての日本公開となります。

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『ディナー・イン・アメリカ』(原題:Dinner in America)

監督・脚本・編集/アダム・レーマイヤー
プロデューサー/ベン・スティラー、ニッキー・ウェインストック、ロス・プットマン
エグゼクティブプロデューサー/ステファン・ブラウム、ショーン・オグレー
音楽/ジョン・スワイハート
撮影/ジャン=フィリップ・ベルニエ
出演/カイル・ガルナー、エミリー・スケッグス、グリフィン・グラック、パット・ヒーリー、メアリー・リン・ライスカブ、リー・トンプソン
2020年/アメリカ/英語/106分/カラー/5.1ch/シネマスコープ/字幕翻訳:本庄由香里

日本公開/2021年9月24日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿武蔵野館ほか全国順次公開
配給/ハーク
配給協力/EACH TIME
公式サイト
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