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2021.09.02 13:00

『誰かの花』公開決定!ポスター&場面写真10点が解禁!

  • Fan's Voice Staff

カトウシンスケ、吉行和子、高橋長英ら名優が集結した映画『誰かの花』が、12月18日(土)~12 月24日(金)横浜ジャック&ベティ先行上映、2022年1月29日(土)より全国順次公開されることが決定!ポスタービジュアルと場面写真10点が解禁されました。

鉄工所で働く孝秋(カトウシンスケ)は、薄れゆく記憶の中で徘徊する父・忠義(高橋長英)とそんな父に振り回される母・マチ(吉行和子)のことが気がかりで、実家の団地を訪れます。ところが忠義は、数年前に死んだ孝秋の兄と区別がつかないのか、彼を見てもただぼんやりと頷くだけでした。ある日、強風吹き荒れる中、団地のベランダから落ちた植木鉢が住民に直撃し、救急車やパトカーが駆けつける騒動に。父の安否を心配して慌てる孝秋でしたが、自宅にいた忠義は何事もなかったかのよう。ところがベランダの窓は開き、忠義の手袋には土が…。一転して父への疑いを募らせていく孝秋。「誰かの花」をめぐり繰り広げられる偽りと真実の数々。それらが亡き兄の記憶と交差した時、孝秋が見つけたひとつの〈答え〉とは──。

横浜のミニシアタージャック&ベティ30周年に向けて企画・製作された本作。監督に起用されたのは、前作 『世界を変えなかった不確かな罪』(17年)は映画ファンを中心に高い評価を受け、本作が長編2作目となる奥田裕介。横浜出身の監督ならではの視点で、そこに住まう人と心を真摯に捉え丁寧に描き出しました。

出演には、カトウシンスケをはじめ、吉行和子、高橋長英、和田光沙、テイ龍進、篠原篤ら実力派や、若手の村上穂乃佳、横浜に縁の深い大石吾朗、渡辺梓、寉岡萌希、堀春菜、笠松七海らが集結しています。

以下、コメントが到着しています。

奥田裕介(脚本・監督)
映画を撮る上で「ある悲劇が『善意』から始まったら、その先に救いはあるのか」というテーマを持っています。
私が思う「救い」は「言葉にできない感情に置き場所ができる」ことだと思っています。
「赦されるための何か」を探している登場人物たちと一緒に、監督である私も「赦される何か」を探しながら完成
させた映画です。

飯塚冬酒(プロデューサー/ガチンコ・フィルム)
今回、このような作品に携われたことを光栄に思います。機会を与えていただいたジャック&ベティ梶原支配人をはじめ、キャストのみなさま、スタッフのみなさま、ご協力いただいた横浜のみなさまに感謝します。
ジャック&ベティの30 周年企画作品ということでご参加・ご協力をいただいた方々も多く、いかに愛されている映画館であるかを本作に携わることを通じてひしひしと感じました。
奥田監督をはじめ、みなさまの想いが込められた映画が横浜から全国へ、そして世界へ拡がっていく、そんな夢をぜひ応援してください。

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『誰かの花』

出演/カトウシンスケ、吉行和子、高橋長英、和田光沙、村上穂乃佳、篠原篤、太田琉星、大石吾朗、テイ龍進、渡辺梓、加藤満、寉岡萌希、富岡英里子、堀春菜、笠松七海
脚本・監督/奥田裕介
制作/佐直輝尚
エクゼクティブプロデューサー/大石暢、加藤敦史、村岡高幸、梶原俊幸
プロデューサー/飯塚冬酒
製作/横浜シネマ・ジャック&ベティ30周年企画映画製作委員会
2021年/日本/115分/5.1ch/アメリカンビスタ

日本公開/2021年12月18日(土)〜12月24日(金)横浜ジャック&ベティ先行上映、2022年1月29日(土)より横浜ジャック&ベティ、ユーロスペースほか全国順次公開
配給/GACHINKO Film
公式サイト