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2021.08.31 12:00

韓国映画賞を席巻した傑作サスペンス『声もなく』2022年1月21日公開決定!

  • Fan's Voice Staff

闇仕事を請け負う口のきけない青年と、両親に身代金を払ってもらえない少女の邂逅を描く韓国発サスペンス『Voice of Silence(英題)』が、邦題を『声もなく』として2022年1月21日(金)より日本公開されることが決定しました。

貧しさゆえ、犯罪組織からの下請け仕事で生計を立てる口のきけない青年テイン(ユ・アイン)と片足を引きずる相棒のチャンボク(ユ・ジェミョン)は、身代金目的で誘拐された11歳の少女チョヒ(ムン・スンア)を1日だけ預かることに。トラブルが重なり、テインとチョヒの疑似家族のような奇妙な生活が始まりますが、チョヒの親から身代金が支払われる気配はなく…。恵まれない境遇で裏稼業に手を染めたテインとチャンボクと、裕福な家庭で育つが女児であるが故に家族から冷遇される少女チョヒ。出会うはずのなかった者たちの巡り合わせから、韓国社会で生きる声なき人間たちの孤独感が浮き彫りに──。

テインを演じるのは、『バーニング 劇場版』(18年)のユ・アイン。韓国屈指のスター俳優にも関わらず、新人監督の低予算オリジナル脚本作品への出演が大きな話題を呼び、更には、一切セリフのない難役に体重を15kg増量して挑み、ベテラン俳優たちをおさえ青龍賞主演男優賞および百想芸術大賞最優秀演技賞を受賞。人懐っこい相棒チャンボクには『梨泰院クラス』(20年)の悪役が記憶に新しいユ・ジェミョン。相棒であり、父や兄のような存在であるチャンボクを、絶妙なバランスでコミカルかつリアルに演じています。

監督は82年生まれの新人ホン・ウィジョン。犯罪映画の常識を覆すユニークな演出と個性的なキャラクター描写で、切なさとアイロニーの入り混じる全く新しい映画を作り上げ、初長編にして韓国で最も権威のある青龍賞新人監督賞と、韓国のゴールデングローブ賞と呼ばれる百想芸術大賞監督賞を受賞する快挙を果たしました。

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『声もなく』(英題:Voice of Silence)

普段は鶏卵販売をしながらも、犯罪組織から命令され死体処理などの裏稼業で生計を立てる、口のきけない青年テイン(ユ・アイン)と相棒のチャンボク(ユ・ジェミョン)。ある日、犯罪組織のヨンソクからの無茶な命令で、身代金目的で誘拐された11歳の少女チョヒ(ムン・スンア)を1日だけ預かることになる。ところが、依頼をしたヨンソクが組織に始末され、ふたりは予期せず誘拐事件に巻き込まれていくことに…。

監督・脚本/ホン・ウィジョン
製作/キム・テワン
撮影/パク・ジョンフン
音楽/ チャン・ヒョクジン&チャン・ヨンジン
編集/ ハン・ミヨン
出演/ユ・アイン、ユ・ジェミョン、ムン・スンア
2020年/韓国/韓国語/99分/ビスタサイズ/原題:소리도없이/G

日本公開/2022年1月21日 (金)、シネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国順次ロードショー!
​​配給/アット エンタテインメント
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