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2021.08.27 10:00

アレクサンダー・ロックウェル監督『スウィート・シング』日本版ポスター&場面写真6点が解禁!

  • Fan's Voice Staff

アレクサンダー・ロックウェル監督の25年ぶりの日本劇場公開作『スウィート・シング』の日本版ポスタービジュアルと場面写真6点が解禁されました。

『イン・ザ・スープ』(92年)や『フォー・ルームス』(95年)などで知られ、ジム・ジャームッシュと並ぶ米インディーズ映画のアイコンであるアレクサンダー・ロックウェル監督が本作で描いたのは、親に頼ることができず自分たちで成⻑していかなくてはならない、15歳の姉ビリーと11歳の弟ニコ、そしてその家族の物語。スーパー16ミリフィルム撮影の美しいモノクロとパートカラー、ヴァン・モリソンやビリー・ホリデイなどの音楽、『地獄の逃避行』や『スタンド・バイ・ミー』へのオマージュなど、一貫してインディーズにこだわり続けてきたロックウェルらしく、映画愛に溢れた一編です。

演じるのは、ロックウェル監督の実の娘ラナと息子ニコ。そして監督の実の妻である俳優カリン・パーソンズが母親イヴを、『イン・ザ・スープ』からの盟友で、『ウェンディ&ルーシー』や『ミナリ』で知られる名脇役ウィル・パットンが父親アダムを演じています。

ポスタービジュアルでは、監督の実の娘ラナが演じる主人公の少女・ビリーの微笑みを捉えたモノクロ写真が全面に使われています。これは、ビリーと弟のニコが、ある日出会った少年マリクと逃避行に出る場面から切り取られたもの。酒のトラブルが絶えない父、身を寄せた母とその恋人の家でも居場所がないビリーが、心から幸せな笑みを浮かべた瞬間です。

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『スウィート・シング』(原題:Sweet Thing)

マサチューセッツ州・ニューベッドフォード。普段は優しいが酒のトラブルが尽きない父アダムと暮らす、少女ビリーと弟ニコ。ある日、父アダムが強制的な入院措置となり、身寄りのないビリーとニコは、家を出て行った母親イヴのもとへ行くのだが……。子どもたちの、悲しいけれどどこか希望に満ちた、ひとときの冒険が始まる。

監督・脚本/アレクサンダー・ロックウェル
2020年/アメリカ/91分/DCP/モノクロ+パートカラー

日本公開/2021年10月29日(金)より、ヒューマントラスト渋谷、新宿シネマカリテ、アップリンク吉祥寺他全国順次公開
配給/ムヴィオラ
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