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2021.08.27 8:00

『素晴らしき、きのこの世界』ブリー・ラーソンが語りかける本編冒頭シーンが解禁!

  • Fan's Voice Staff

ナショナルジオグラフィックなどのドキュメンタリー作品を手掛け、タイムラプス映像のパイオニアと言われる映像作家ルイ・シュワルツバーグが、きのこ・菌類の秘めたる力に迫った驚異のドキュメンタリー映画『素晴らしき、きのこの世界』の本編冒頭映像が解禁されました。

まるでSF映画のような無数の星々が輝く、宇宙の場面から始まる本作。そこに、無類のきのこ好きだという俳優ブリー・ラーソンが、優しく語りかける声が重なっていきます。「かすかに感じる── 永遠に脈打つもの あなたも感じ取ったなら── 私たちは仲間よ」。映像はその声と共に森へと誘います。ラーソンが本作で務めるのは、きのこや菌類の声。その後、「地球に命をもたらす 目に見えないけどあなたのすぐそばにいる あちこちに存在する」という声と共に映し出されるのは、鮮やかな黄色の粘菌(変形菌)が、植物の葉脈や動物の血管のように伸びていく姿。ラーソンの声は次第に勢いを増し、「暗い所にも 明るい所にも 一番古くて新しい 最も大きくて最も小さい 数十億年の英知を集めて 創造し復活し 時に嫌われる そして再生する」と続き、「We Are マッシュルーム(私たちはキノコ)!」で締めくくられます。ここだけでも美しい詩の朗読のようで、本編がどのように続いていくのか、気になる映像となっています。

きのこ・菌類は、食物としてだけでなく、様々な生命の再生や維持、アルツハイマーやがんなどの治療、環境汚染の浄化にまで役立つことから、地球上の様々な問題へのきのこの応用が期待されています。本作は、幻覚作用をもたらす一方で、人間の命を救うほどの力も持っていると言われる、きのこ・菌類の可能性を提示。ラーソンによるナレーションほか、菌類学者のポール・スタメッツや『フード・インク』(08年)にも出演したジャーナリストのマイケル・ポーラン、人気フードライターのユージニア・ボーンら様々な専門家が登場し、医療や治療、環境問題などに対する菌類を使った知られざる解決策を明かしていきます。

本国アメリカでは20週にわたる超ロングラン上映が行われ、予想をはるかに超えるヒットを記録。米映画批評サイトRotten Tomatoesでは100点フレッシュを獲得する高評価を受けています。

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『素晴らしき、きのこの世界』(原題:Fantastic Fungi)

ナレーション/ブリー・ラーソン
出演/ポール・スタメッツ、マイケル・ポーラン、ユージニア・ボーン
監督/ルイ・シュワルツバーグ
脚本/マーク・モンロー
2019年/アメリカ/英語/ドキュメンタリー/81分/アメリカンビスタ/日本語字幕:畑アヤ子/字幕監修:保坂健太郎(国立科学博物館 植物研究部)

日本公開/2021年9月24日(金)より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開
配給/アンプラグド
公式サイト
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