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2021.08.16 15:00

ヨルゴス・ランティモス監督『アルプス』9月3日配信公開決定!日本版予告編と場面写真が解禁!

  • Fan's Voice Staff

ヨルゴス・ランティモス監督による“幻の日本未公開作”『アルプス』が、9月3日(金)より映画配信サービス「JAIHO(ジャイホー)」(www.jaiho.jp) にて日本初公開&初配信されることが決定!日本版予告編と場面写真が解禁されました。

人間の生と死についてランティモス監督ならではの独特な視点で描き、2011年の第68回ベネチア国際映画祭で最優秀脚本賞を受賞した本作。愛する人を亡くした人々の喪失感を癒すため、故人を演じる謎の集団“アルプス”。噛み合わない台詞、常識を超えた設定と予測不可能な展開…。異形と不条理、シニカルな笑いに満ちたランティモス節全開の怪作です。

ランティモス監督は、ギリシャ・アテネ出身。『籠の中の乙女』(09年)が第62回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門グランプリを受賞、アカデミー賞外国語映画賞にノミネート。初の英語作品『ロブスター』(15年)では、コリン・ファレル、レイチェル・ワイズ、ベン・ウィショー、レア・セドゥなど豪華キャストが集結。第68回カンヌ国際映画祭審査員賞を受賞、アカデミー賞脚本賞にノミネートされ、名実ともにその地位を確立。その後も、『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』(17年)がカンヌ国際映画祭脚本賞受賞、『女王陛下のお気に入り』(18年)がベネチア国際映画祭審査員グランプリを受賞し、アカデミー賞9部門にノミネートされるなど、世界的に高い評価を受けています。

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『アルプス』(英題:Alps)

救急救命士、看護師、新体操選手とそのコーチから成る“アルプス”は、愛する人を亡くした人々のために故人を演じ、共に時間を過ごし、すべての要望を叶えることで喪失感を癒すサービスを提供する謎の集団。彼らには秘密厳守や報告義務など外部には知られてはいけない厳しい掟があったが、看護師は故人を演じるうち、現実と演技の境界線が分らなくなり、掟を破ってしまう…。

監督/ ヨルゴス・ランティモス
出演/ アンゲリキ・パプーリァ、アリアン・ラベド、アリス・セルベタリス、ジョニー・ヴェクリス、スタブロス・シラキス
ギリシャ・フランス・カナダ・アメリカ/93分/2011年/原題:Alpeis