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2021.08.09 18:00

森山未來主演『ボクたちはみんな大人になれなかった』11月5日劇場&配信公開決定!本ビジュアルが解禁!

  • Fan's Voice Staff

Netflix映画『ボクたちはみんな大人になれなかった』が11月5日(金)に劇場公開と全世界配信されることが決定!本ビジュアルが解禁されました。

原作は、2016年に初版発行された作家・燃え殻による同名小説。ある朝の満員電車の中で、昔フラれた大好きだった彼女に間違えてフェイスブックの「友達申請」を送ってしまった主人公「ボク」の混沌とした1日から始まる、過去と現在をSNSが繋ぐ異色のラブストーリー。

主人公の佐藤を演じるのは、森山未來。1990年代の渋谷で恋人と過ごす甘酸っぱい青春時代、テレビのテロップ制作会社への就職や挫折、そして社会の荒波に飲まれ“大人”になっていく、20代前半〜40代にかけての繊細な変化を演じ分けました。

主人公の忘れられない初恋の人・かおり役には伊藤沙莉、失恋を引きずる佐藤の目の前に現れる謎の女・スーをSUMIRE、約20年間共に働き、貧乏な頃から同じ釡の飯を食う関口を東出昌大、佐藤と関口の長年の上司に萩原聖人、密かに佐藤に思いを寄せる七瀬に篠原篤、さらに映画オリジナルキャラクターとして、40代になった佐藤の恋人・恵を大島優子が演じています。

また、佐藤が勤めるテレビのテロップ制作の会社がレギュラーで請け負っていたご長寿番組で長年司会者を務めたベテランタレントにラサール石井、その番組制作のバブルの名残を感じさせるプロデューサーには高嶋政伸が扮し、当時の佐藤が安月給で働くテレビ業界のリアルな裏の顔を見せつけます。また、原作で「東京という街に心底愛されたひと」と題して時代の荒波の中でしぶとく生き残り続ける実業家・佐内慶一郎を平岳大、「東京タワーって、スカイツリーよりエロいから好き」と物憂げに話す、パーティで出会ったグラビアアイドルを片山萌美が演じています。

出演者より以下の通りコメントが到着しています。

森山未來(佐藤誠 役)
歳を重ねる中で、どこかに何か落としものをしてしまうことは誰しもが経験すること。
何かを落としてしまったことに向き合う、もしくは向き合うことから逃げて、何かしらの折り合いをつけられることを「大人」と呼ぶのだとすれば、この映画の主人公である「ボク」は本当に「大人」にはなれなかったのか。
落としものをしてしまったことによって生まれた痛みを抱え続けるからこそ、人の痛みをわかってあげられる。そのことを「大人」だと呼ぶのだとすれば、「ボク」は「大人」なのかもしれない。
「大人」になるのは悪いことだけではない、と考えていた時間でした。

伊藤沙莉(加藤かおり 役)
この作品のかおりという女性は
正直、今までで一番悩み、葛藤と共に
生きた役でした。
佐藤が掴みきれなかった女性が
その状態のまま描かれているということで
本当にヒントが少ない状態だったからです。
だけど、だからこそ、
私なりのかおりを、私なりの答えを
出したいと密かに思っていました。
それを監督や未來さんを始め
皆で意見やアイデアを出し合って
作り上げた時間はとても濃厚なものでした。
この大好きな作品に携われたこと、
かおりを生きれたことは
人間、役者伊藤沙莉にとって
とても貴重で有り難いものだったと思っています。
この作品を沢山の方に観て頂きたいですし、
その沢山の方の胸がギュウってなる気がして
とても楽しみです。

萩原聖人(三好英明 役)
大人になりたくてもなれない人、大人になりたくないのになってしまった人、そんな人達が集まって作った作品なんだと思います。
だから、なろうがなるまいがどっちでもいいんです。
そう言うことです。
僕自身はどっちかよく分かりませんが、作中に生きてる人達もきっとそうです。
そう言うことなんです。

大島優子(石田恵 役)
“あの時のあなた”は、切り取った一枚のポストカードのように記憶に残り、思い出に変わっていく。
“あの時の感情”は、身体に刻みこまれているかのように、鮮明に想い出す。
現在はやがて過去になり、普通に歩んでいく。

東出昌大(関口賢太 役)
もう10年以上会っていない友人との最後の挨拶は「さようなら」じゃなく「またね」だったように思う。歪で曖昧で、劇的でもないけれど、過ぎ去った掛替えのない日々を愛でる映画になっていると思います。

SUMIRE(スー 役)
本作の台本を読んで、想っている人と実らなかったり仲間といる楽しさ、青春というモノを思い出しました。
そんな昔を懐かしむ自分がいたことで、シーンの中ではスー役としても甘酸っぱい思い出や人と人とのつながり、思いやりをより強く感じられた作品です。
どこかに自分を重ねたり、あるいは懐かしい気持ちになるシーンがあると思うので、観ていただく皆さんにとって心温まる作品でありますように。

篠原篤(七瀬俊彦 役)
七瀬の抱いた感懐とその眼差しは、僕にも覚えがあるものでした。
どうしようもなくて、照れ臭くて、嬉しくて、苦しくて、不安や孤独がいっぱいに詰まったごった煮みたいなあの想いが、今となってはとても愛おしいです。

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Netflix映画『ボクたちはみんな大人になれなかった』

出演/森山未來、伊藤沙莉、東出昌大、SUMIRE、篠原篤、平岳大、片山萌美、高嶋政伸、ラサール石井、大島優子、萩原聖人
原作/燃え殻「ボクたちはみんな大人になれなかった」(新潮文庫刊)
監督/森義仁
脚本/高田亮
音楽/tomisiro
スチール/木村和平
2021/124分/カラー

日本公開/2021年11月5日(金)より、シネマート新宿、池袋シネマ・ロサ、アップリンク吉祥寺ほかロードショー&NETFLIX全世界配信開始!
配給/ビターズ・エンド
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