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2021.08.05 14:00

「ムーミン」原作者の創作風景を捉えた『TOVE/トーベ』本編シーンが解禁!

  • Fan's Voice Staff

「ムーミン」の原作者として知られるフィンランドの作家トーベ・ヤンソンの半生を描いた映画『TOVE/トーベ』より、トーベの創作風景を捉えた本編シーンが解禁されました。

戦争の終結を告げるラジオが流れる中、自身のアトリエで絵画の創作に夢中になるトーベ。ただひたすら筆を進め、作品をギャラリーに展示しますが、すでに著名な彫刻家である父は、「やめておけ」と酷評。絵を裏返してしまいますが、トーベはすぐに元に戻し、父に無言の抗議をします──。トーベがアトリエで生み出す“創作”への熱量、すでに著名な彫刻家であったが故に生まれた父との軋轢など、彼女の人生が垣間見えてくるようなシーンとなっています。

ほか、ムーミンをはじめ多数の作品が誕生した、フィンランドのトーベのアトリエを忠実に再現した、北欧らしいナチュラルな雰囲気の中にもビビットな色が映えるインテリアも必見です。

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『TOVE/トーベ』(原題:Tove)

第二次世界大戦下のフィンランド・ヘルシンキ。激しい戦火の中、画家トーベ・ヤンソンは自分を慰めるように、不思議な「ムーミントロール」の物語を描き始める。やがて戦争が終わると、彼女は爆撃でほとんど廃墟と化したアトリエを借り、本業である絵画制作に打ち込んでいくのだが、著名な彫刻家でもある厳格な父との軋轢、保守的な美術界との葛藤の中で満たされない日々を送っていた。それでも、若き芸術家たちとの目まぐるしいパーティーや恋愛、様々な経験を経て、自由を渇望するトーベの強い思いはムーミンの物語とともに大きく膨らんでゆく。そんな中、彼女は舞台演出家のヴィヴィカ・バンドラーと出会い激しい恋に落ちる。それはムーミンの物語、そしてトーベ自身の運命の歯車が大きく動き始めた瞬間だった。

出演/アルマ・ポウスティ、クリスタ・コソネン、シャンティ・ロニー、ヨアンナ・ハールッティ、ロバート・エンケル
監督/ザイダ・バリルート
脚本/エーヴァ・プトロ
音楽/マッティ・バイ
編集/サム・ヘイッキラ
2020年/フィンランド・スウェーデン/カラー/ビスタ/5.1ch/103分/スウェーデン語ほか/日本語字幕:伊原奈津子/字幕監修:森下圭子/レイティング:G

日本公開/2021年10月1日(金) 新宿武蔵野館、Bunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか 全国ロードショー
配給:クロックワークス
公式サイト
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