ジョージ・A・ロメロ監督『アミューズメント・パーク』日本版予告編＆新場面写真が解禁！

ホラー映画の巨匠ジョージ・A・ロメロが1973年に手掛けた幻の未発表映画『アミューズメント・パーク』の日本版予告編と新場面写真7点が解禁されました。

予告編は、「外は楽しくない」と落胆するボロボロの老人（リンカーン・マーゼル）に対し、「自分で確かめる」と意気揚々と外出する綺麗な装いの老人（リンカーン・マーゼル）の姿から始まります。若者たちで賑わうアミューズメント・パーク＝遊園地では、老人は移動が困難で邪魔者扱いされ、スリにもあいます。人々から厳しく接しられる老人ですが、それは「誰もが行きつく先…」。

1978年に『ゾンビ』を発表し全世界を恐怖のどん底へ叩き落し、以降の“ゾンビ映画”というジャンルを確立した故ジョージ・A・ロメロ監督の幻の未発表映画が発見されたのは3年前。もともとは年齢差別や高齢者虐待について世間の認識を高めるためにルーテル教会がロメロに依頼した企画でしたが、出来上がった作品は老人の悲惨な状況が容赦なく映され、そのあまりにもストレートに当時のアメリカ社会を描いた内容に依頼者は慄き、半世紀もの間、封印されていました。ロメロがある意味での教育映画を撮っていたという希少性と、ロメロの視点で現実を映し出したホラー映画ではないという点においても、貴重な作品。4Kレストアが施され、ついに日本上陸を果たします。

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『アミューズメント・パーク』（原題：The Amusement Park）

遊園地で老人が罵られ、大変な目にあう。

監督／ジョージ・A・ロメロ
出演／リンカーン・マーゼル
1973年／アメリカ／53分

日本公開／2021年7月16日（金）カリコレ2021にて先行上映！10月15日（金）より新宿シネマカリテにて、ほか全国順次公開！
提供／キングレコード
配給／ビーズインターナショナル
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