『ドライブ・マイ・カー』カンヌでワールドプレミア!濱口竜介監督、三浦透子らが登場!
- Fan's Voice Staff
村上春樹の短編を映画化した濱口竜介監督最新作『ドライブ・マイ・カー』のワールドプレミアが第74回カンヌ国際映画祭で現地時間7月11日(日)に行われ、濱口監督とキャストの三浦透子、霧島れいか、ソニア・ユアンが公式上映に駆けつけました。
晴れやかな夏空の下、パンツスーツをスタイリッシュに身に纏うみさき役を演じた三浦透子と、華やかなロングドレスを着用した家福音役の霧島れいかが会場に登場すると、詰めかけたプレスからも、歓声の声が。初めてのカンヌ参加となる三浦、霧島も笑顔を振りまき楽しんでいる様子。『寝ても覚めても』以来、2度目の参加となる濱口監督も報道陣に手を振りながら、3年ぶりのカンヌを満喫している表情をみせました。
場内に入ると、満席の客席からは大きな拍手が巻き起こり、コンペティション部門に出品されている本作への注目度の高さが伺えます。上映終了後には拍手喝采のスタンディングオベーションが沸き起こり、多くの観客が監督、キャストたちへ称賛の声を投げかけました。
大きなカンヌの歓迎に監督は目を潤ませ、「こんなに大きな拍手を頂けて感動しています。ありがとうございます」とコメント。三浦、霧島もカンヌでしか味わえない空間を笑顔で堪能している様子をみせました。
授賞式は現地時間7月17日(土)19時25分より行われる予定です。
以下、監督およびキャストより公式上映直後のコメントが到着しています。
濱口竜介監督
こんなに大きな拍手を頂けて感動しています。ありがとうございます。初めて劇場で皆さんと観て、3時間近く一緒に旅をしているような気持ちで観ました。幸せな時間でした。この感激を日本に帰ったら、一緒に仕事させていただいた主演の西島さんや岡田さんたちキャスト、そして支えてもらったスタッフの皆さんと分かち合いたいと思います。
皆さんが集中して観ていただけたという感覚があったので、すごく感激しました。
三浦透子
すばらしい劇場で、たくさんの人たちと大きな画面でこの映画をみることができました。この映画を、この先の人生でもたくさん観るだろうけれど、この経験を超えるものは二度とないだろうなという、特別な空間で、特別な経験をすることができました。本当に幸せです、ありがとうございます。
霧島れいか
非常に感動しました。一生の思い出になりました。今日ここにいるべきキャストの方たちがいないのが残念ですが、いっぱい報告すべきこともできました。いい経験をさせていただき、ありがとうございました。
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『ドライブ・マイ・カー』
出演/西島秀俊、三浦透子、霧島れいか、パク・ユリム、ジン・デヨン、ソニア・ユアン、ペリー・ディゾン、アン・フィテ、安部聡子、岡田将生
原作/村上春樹 「ドライブ・マイ・カー」(短編小説集「女のいない男たち」所収/文春文庫刊)
監督/濱口竜介
脚本/濱口竜介、大江崇允
音楽/石橋英子
製作/『ドライブ・マイ・カー』製作委員会
製作幹事/カルチュア・エンタテインメント、ビターズ・エンド
制作プロダクション/C&Iエンタテインメント
日本公開/2021年8月20日(金)より、TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー
配給/ビターズ・エンド
公式サイト
©2021『ドライブ・マイ・カー』製作委員会