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2021.06.24 17:40

「DC展 スーパーヒーローの誕生」いよいよ6月25日開幕!内覧会レポート

  • Fan's Voice Staff

6月25日(金)より東京・六本木ヒルズで開催されるDCの総合特別展「DC展 スーパーヒーローの誕生」のプレス内覧会が24日(木)に開催されました。

DCの貴重な初期のコミックや設定資料、映画の衣装や小道具など約400点以上が並べられ、スーパーマンやバットマンをはじめとした魅力的なキャラクターたちと、その舞台となる物語を作り続けるDCの80年以上の歴史を一望することができる展示です。

会場は六本木ヒルズ森タワー52階の東京シティビュー

会場に入ると、東京の街を背景に実物大のバットモービルがお出迎え!クリストファー・ノーラン監督の『ダークナイト』三部作に登場した、装甲戦車のようなバットモービル”タンブラー”のレプリカです。空中に跳ね上がるほどの超加速を可能にするエンジンの噴射口や、車体内部のサスペンションなども忠実に再現されていました。

タンブラーの反対側にはフォトスポットも!シンプルな黒背景なので、イベントを訪れた記念写真や集合写真をカッコ良く残せそう。

なおイベントでは、全種類のチケットに音声ガイドが付属。ナビゲーターは『ARROW/アロー』の主人公アローことオリバー・クイーンや、『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』でも槍使いのジャベリンの吹替も担当する声優・日野聡さん!

展示エリアへ進むとまず目に入るのが、DCコミックスの名キャラクターたちの初登場が記録されたタイムライン。意外に後輩なキャラクターも見つかるかも?

スーパーマンエリア

最初に現れるのはやはりこの人、スーパーマン。クリストファー・リーヴ、ヘンリー・カヴィルが着用したスーツのほか、『スーパーマン リターンズ』(06年)のブランドン・ラウスのスーツも!布地表面の細かい凹凸まで観察することができます。

『スーパーマン』(78年)でロイスと共に空を翔ぶシーンの特撮に使用された小道具や、デイリー・プラネット新聞社の模型、アニメイテッド版のセル画なども展示されています。

貴重なコミックの原画も会場全体に渡って多数展示されており、間近で観ることができます。DCの歴史を彩った名場面やカバーアートなど、思わず唸るチョイス。生原画の迫力にも圧倒されます。

バットマンエリア

そびえ立つのは『ダークナイト ライジング』(12年)に登場した街の英雄、バットマンの像。会場の壁紙の色も黒へと変わり、ゴッサムシティの雰囲気を醸し出します。

ジャック・ニコルソンのジョーカー、ミシェル・ファイファーのキャットウーマン、アーノルド・シュワルツェネッガーのMr.フリーズなど、名キャラクターたちのコスチュームも展示。

もちろんノーラン版『ダークナイト』三部作の衣装も!バットマン、ジョーカー、そしてベインが並び立ちます。

ティム・バートン版『バットマン』(89年)シリーズのマイケル・キートンが着用したスーツほか、ヴァル・キルマー、ジョージ・クルーニーら歴代のバットマンが集合。

『ダークナイト』冒頭、ヒース・レジャーが演じた稀代のヴィラン”ジョーカー”が率いていた強盗団のマスク。

撮影で使用された実物大バットポッドのほか、『ダークナイト ライジング』で登場した地下牢獄の”奈落”やバットケイヴのミニチュア模型も。同作の空間美術を堪能できます。

原画コーナー。夜の街から現れるバットマンならではの陰影の表現や、個性豊かなヴィランたちのデザインにも注目!

バットマンの歴史に欠かせないのがアニメイテッド版。もともとアニメのオリジナルキャラクターとして登場したハーレイ・クインの、ブルース・ティムによるモデルシート(作画見本)ほか、数々の資料が展示されています。

エリアを締めくくるのは、世界を震撼させた『ジョーカー』(19年)でホアキン・フェニックスが着用した衣装。闇の中でスポットライトを浴びるように展示されていました。

スーサイド・スクワッドエリア

明晰な頭脳とアクロバティックな身体能力を兼ね備えたクレイジーなスーパーヒロイン、おなじみハーレイ・クイン。マーゴット・ロビーが演じ、DCキャラクターの一大アイコンとなりました。

さらに、最新作『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』からも新キャラクターであるブラッドスポート、そしてピースメイカーの衣装が展示!

イドリス・エルバが演じるブラッドスポート(上写真中央)は、クリプトナイトの弾丸でスーパーマンを病院送りにした前科をもつ世界屈指のスナイパー。コスチュームからさまざまな変形武器を取り出して戦います。公開前によくディテールを観察しておくと吉かも?

また、ピースメイカー(上写真右)はブラッドスポートに対抗心を燃やす射撃の名手で、平和のためなら暴力もいとわない狂人。『ウォッチメン』に登場するアンチヒーロー、コメディアンのモデルとなったキャラクターで、プロレスラーでもあるジョン・シナが演じます。

ワンダーウーマンエリア

70年代ドラマシリーズでリンダ・カーターが演じたワンダーウーマンのコスチュームほか、デザインスケッチも展示。『SUPERGIRL/スーパーガール』や『ワンダーウーマン 1984』(20年)にも出演したカーターの、伝説の原点たるパワフルな衣装を間近で見ることができます。

ジャスティス・リーグエリア

DCコミックスの中核をなすヒーローチーム、ジャスティス・リーグのエリアでは、主にコミックの原画を高密度に展示!

二人のフラッシュの共演。DCにおける”マルチバース”の始まりとも言える歴史的なカバーアートです。

公式グッズショップ、記念メダル、コラボメニュー!

展覧会と言えばおみやげ。限定品や先行販売品をはじめ、ショップにはDCグッズが盛りだくさん!

すでに発表されているアイテム以外にも、現地ではいくつか限定グッズが販売されていました。中でも展示アートをプリントしたTシャツやクリアファイルはファン必見!絶妙にツボを突くチョイスのデザインとなっています。

ショップ出口には、なんと記念メダルの自動販売機も設置!日付と名前を刻印できるので、DC展の記憶をいつまでも留めておくことができます。

会場に隣接するレストラン「THE SUN & THE MOON」では、DC展の開催を記念したコラボメニューが7月10日(土)より登場!ハーレイ・クインとジョーカーをイメージした色鮮やかなアフタヌーンティー、バットマンのロゴや黒色をモチーフとした本格的なコースディナー、さらにはDCのキャラクターをイメージした1日限定各25杯のノンアルコールドリンク(コースター付き)と、多彩なメニューが用意されています。

衣装や原画、グッズほか、ここにご紹介しきれなかったアイテムがまだまだ盛りだくさん!ぜひ会場で、実物の迫力とDCの歴史を体感してみてください。

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DC展 スーパーヒーローの誕生

会期:2021年6月25日(金)~9月5日(日)
会場:東京シティビュー(東京都港区六本木 6-10-1 六本木ヒルズ森タワー52 階)
開館時間:10:00〜22:00(最終入館:21:00)
※情勢によりやむを得ず、営業時間に変更が生じる場合や、休業となる可能性もございます。
主催:東京シティビュー、東京新聞
特別協力:ワーナー ブラザース ジャパン
協力:東京コミックコンベンション
協賛:カラーキネティクス・ジャパン
後援:J-WAVE、講談社
入館料:一般[平日]2,300 円(2,100 円)、[土・日・休日]2,500 円(2,300 円)ほか
※()内料金は前売料金です。
※本展は、事前予約制(日時指定券)を導入しています。
※全チケットに、日野聡さんによる音声ガイド付き。
※チケットの販売については2期にわかれておりますのでご注意ください。
◆第一期:6月25日(金)〜8月1日(日):販売中
◆第二期:8月2日(月)〜9月5日(日):6月25日(金)12:00 販売開始
※当日日時指定枠に空きがある場合は、事前予約なしでご入館いただけます。
※チケットのご購入に関する最新情報は東京展公式サイトにてご確認ください。
※通常チケット以外の割引チケット等、購入の仕方が異なるものもありますのでご注意ください。
東京展公式サイト
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