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2021.05.27 12:00

『アウシュヴィッツ・レポート』日本版予告編&新場面写真2点が解禁

  • Fan's Voice Staff

アウシュヴィッツ脱走者の報告書が12万人の命を救った実話を基にした映画『アウシュヴィッツ・レポート』の日本版予告編と新場面写真2点が解禁されました。

1944年4月、アウシュヴィッツ=ビルケナウ収容所。収監された多くのユダヤ人達は「最初の任務は名前を忘れること。諸君は帝国に仕えるのだ」と命じられ、囚人番号がつけられます。日々過酷な労働を強いられ殺害される人々の遺体記録係をしているスロバキア人のアルフレート(ノエル・ツツォル)は、残虐の証拠を持ち出し、有力者に届けようと脱走を企てます。協力した同じ収容棟の仲間は「正直に話せば全員宿舎に戻れるんだぞ」と執拗に拷問されますが、アルフレートらはホロコーストの真実を世界に伝えるため、国境を目指します。奇跡的に救出された二人は、赤十字職員にアウシュヴィッツの実態を告白し、レポートとして提出しますが──。最後には、アメリカの哲学者ジョージ・サンタヤナが唱えた“過去を忘れる者は、必ず同じ過ちを繰り返す”という言葉と共に、知られざる真実に向き合うアルフレートの姿が映し出されています。

脱走する二人のスロバキア人を演じたのは、『オフィーリア 奪われた王国』のノエル・ツツォルと、新人のペテル・オンドレイチカ。二人を救済する赤十字職員を、『ハムナプトラ』シリーズのジョン・ハナーが好演。スロバキアのペテル・ベブヤクが監督を務め、第93回アカデミー賞国際長編映画賞のスロバキア代表に選出されました。

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『アウシュヴィッツ・レポート』(英題:The Auschwitz Report)

監督・脚本/ペテル・べブヤク
共同脚本/トマーシュ・ボンビク
製作/ラスト・シェスターク  
出演/ノエル・ツツォル、ペテル・オンドレイチカ、ジョン・ハナー ほか
2020年/94分/カラー/シネスコ/5.1ch/英・チェコ・ポーランド・スロバキア・ドイツ語/スロバキア・チェコ・独/PG-12/原題:Správa/日本語字幕:川又勝利

日本公開/2021年7月30日(金)、新宿武蔵野館 ほか全国順次公開
配給/STAR CHANNEL MOVIES
後援/スロバキア大使館
公式サイト
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