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2021.05.14 12:00

アカデミー賞インド代表作『ジャッリカットゥ 牛の怒り』7月17日公開決定!日本版ポスターが解禁!

  • Fan's Voice Staff

第93回アカデミー賞国際長編映画賞のインド代表作品に選出された牛追いスリラー・パニック映画『Jallikattu』が、邦題を『ジャッリカットゥ 牛の怒り』として7月17日(土)より全国公開されることが決定!日本版ポスタービジュアルが解禁されました。

舞台は、南インド・ケーララ州最奥のジャングルに位置するとある村。さえない肉屋の男アントニが1頭の水牛を屠ろうと鉈を振ると、命の危機を察した牛は怒り狂い、全速力で脱走。ディナー用の水牛カレーや、婚礼用の料理のために肉屋に群がっていた人々が慌てて追いすがるも、まったく手に負えません。村の商店を破壊し、タピオカ畑を踏み荒らし、暴走機関車と化した暴れ牛。農場主や教会の神父、地元の警察官、騒ぎを聞きつけた隣村のならず者らを巻き込み、村中は大パニック。恋心を寄せるソフィに愛想を尽かされたアントニは、一番はじめに牛を捕まえて汚名を返上しようと奮闘します。一方、密売の罪でかつて村を追放された荒くれ者のクッタッチャンが呼び戻されますが、猟銃を携えた彼は、かつてソフィをめぐっていがみあい、自分を密告したアントニを恨んでいました。やがて牛追い騒動は、人間同士の醜い争いへと発展していくのでした──。

監督は、驚くべき視覚的トリックと、奇想天外のアイデアでインドにおいてカルト的な人気を集めるリジョー・ジョーズ・ペッリシェーリ。映画の主役とも言える水牛はほとんどCG技術を使わず、実物の牛とアニマトロニクスを駆使して、圧倒的な恐怖と躍動感で描き出しました。

批評家からは「驚きとともに目が離せなくなる徒歩版『マッドマックス 怒りのデスロード』、しかもそこにスピルバーグの『ジョーズ』や『ジュラシック・パーク』のエッセンスを加えた圧倒的なテンション!」(Rotten Tomatoes)、「これはインド版『アンストッパブル』だが、暴走するのは列車ではなくて牛だ!」(Globe and Mail)、「アドレナリン溢れる社会派ドラマの渦。人間の残酷さの狂乱が、やがて獣的な野蛮へと無慈悲に変容していくこの映画は、カルト的なフォロワーを生むはずだ!」(Variety)と、興奮に満ちたコメントが寄せられています。

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『ジャッリカットゥ 牛の怒り』(原題:Jallikattu)

監督/リジョー・ジョーズ・ペッリシェーリ
2019年/インド/マラヤーラム語/91分/スコープサイズ/カラー/5.1ch/字幕:松岡環/字幕監修統括:粟屋利江

日本公開/2021年7月17日(土)、シアター・イメージフォーラム他順次公開
配給/ダゲレオ出版(イメージフォーラム・フィルム・シリーズ)
© 2019 Jallikattu