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2021.04.15 10:00

セルゲイ・ポルーニン出演『シンプルな情熱』日本版予告編&ポスターが解禁!

  • Fan's Voice Staff

フランスのベストセラー恋愛小説を映画化した『シンプルな情熱』の日本版予告編とポスタービジュアルが解禁されました。

パリの大学で文学を教える教師のエレーヌ(レティシア・ドッシュ)と、年下で既婚者のロシア外交官アレクサンドル(セルゲイ・ポルーニン)の甘く切ない愛を描く本作。予告編は、エレーヌがインターネットでアレクサンドルの画像を検索する場面から始まります。エレーヌが過去を振り返り「去年の9月から何もせず ある男性を待ち続けた 彼の電話と訪問を」と語るナレーションと共に描かれるのは、恋人を最高の状態で出迎えるため、大急ぎでメイクし服を選ぶ、かつてのエレーヌ。そして再会した二人は、対面するやいなや、熱い口付けを交わし──。

アレクサンドルについて想い、彼からの留守電に新しいメッセージがなかったことに落胆するエレーヌ。さらに「恋する男は目を閉じてキスをするのか?」という議題で親友と盛り上がり、一心にアレクサンドルを想うエレーヌが紡がれていきます。一方で、親友からは「彼はロシアへいつか帰るのよ」と忠告もされますが…。フライング・ピケッツ「Only You」のメロディと共に、エレーヌの繊細な心の描写が垣間見える予告編となっています。

©Julien Roche

©Julien Roche

エレーヌ役には、『若い女』(17)でリュミエール賞有望女優賞を受賞した実力派のレティシア・ドッシュ。アレクサンドルを演じるのは、19歳で英国ロイヤル・バレエ団の史上最年少プリンシパルに選ばれ、現在はダンサーや俳優として活躍するセルゲイ・ポルーニン。レバノン出身のダニエル・アービッド監督が、女性ならではの視点で、原作のスピリットを忠実に映画化することに成功しました。

原作は、ノーベル文学賞にも候補に名を連ねるフランス現代文学の頂点、作家アニー・エルノーが1991年に発表した作品。自身の実体験が赤裸々に綴られ、日本でも時代をリードし続ける人気作家から熱く支持され、大反響を巻き起こしました。

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『シンプルな情熱』(原題:Passion simple)

パリの大学で文学を教えるエレーヌは、あるパーティでロシア大使館に勤めるアレクサンドルと出会い、そのミステリアスな魅力に強く惹かれ、たちまち恋におちる。自宅やホテルで逢瀬を重ねる度に、彼との抱擁がもたらす陶酔にのめり込んでいくエレーヌ。今まで通り、大学での授業をこなし、読書も続け、友達と映画館へも出かけたが、心はすべてアレクサンドルに占められていた。年下で気まぐれ、妻帯者でもあるアレクサンドルからの電話をひたすら待ちわびる日々の中、エレーヌが最も恐れていたことが起きてしまう──。

原作/アニー・エルノー「シンプルな情熱」(ハヤカワ文庫刊/訳:堀茂樹)
監督/ダニエル・アービッド
出演/レティシア・ドッシュ、セルゲイ・ポルーニン、ルー=テモ・シオン、キャロリーヌ・デュセイ、グレゴワール・コラン
フランス・ベルギー/フランス語/2020/99 分/R18+/ヴィスタ/5.1ch/日本語字幕:古田由紀子

日本公開/2021年7月2日(金)よりBunkamura ル・シネマほか全国ロードショー
配給/セテラ・インターナショナル
©2019 L.FP. Les Films Pelléas – Auvergne – Rhône-Alpes Cinéma – Versus production
©Julien Roche