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2021.04.13 18:00

『アフリカン・カンフー・ナチス』日本版予告編が解禁!

  • Fan's Voice Staff

世界征服を目論むヒトラーと東條英機が、アフリカの人々を新たな人種「ガーナアーリア人」として洗脳し、それに対し地元のカンフー道場に通うぐうたらな青年が一念発起して立ち向かう前代未聞のポリティカル・カンフー・アクション『アフリカン・カンフー・ナチス』の日本版予告編が解禁されました。

物語は、「第二次世界大戦後、ヒトラーと東條英機は、どちらもこの世を去っていなかった」という驚きの新事実から始まります。アフリカに流れ着いた独裁者達は、現地の人々を“ガーナアーリア人”として洗脳し、再び世界征服を企みます。手始めに地元のカンフー道場を襲撃し、反逆の芽を摘み取っていくヒトラー達。DJパーティーで勝利に酔う独裁者達は、さらに武闘会を乗っ取りこの国の支配を強めることを画策。一方、恋人や仲間、すべてを奪われた落ちこぼれの道場生アデーは、カンフーを武器に独裁者達に復讐を誓います──。

予告編のナレーションを務めたのは、『サザエさん』、『ドラゴンボールZ』、『銀河英雄伝説』などに出演し、洋画では『ムカデ人間』のハイター博士役でおなじみの日本を代表する声優の若本規夫。

完成した予告編について、監督のセバスチャン・スタインは「めちゃいいですね!最高!ドイツにいた20歳の頃、僕はとにかく『ドラゴンボール』に夢中だった。自分の作品の予告ナレーションをセルの声を演じた人にやってもらえただなんて信じられないよ!あの時の自分に教えてあげたい!そして、もうひとつ。ガーナ映画の予告編がこのようにナレーションやテロップをつけられて、日本でお披露目されることは初めてだと思います。ガーナの人々はとても喜ぶと思います」と絶賛のコメントを寄せています。

日本在住のドイツ人監督セバスチャン・スタインが、溢れる情熱と発想だけを手にアフリカへ乗り込み、ガーナのジョージ・ルーカスとして知られる伝説的監督「ニンジャマン」とタッグを組んで完成させた本作。「一見完璧なB級映画」でありながら、悪しき植民地主義者を叩きのめすブルース・リー主演の『ドラゴン怒りの鉄拳』を思わせ、さらにジャッキー・チェンの『酔拳』へのオマージュなど、カンフー映画スピリットを正しく継承した新たなアクションであると共に、現代に蔓延る搾取構造や力を崇める権力者達の姿を滑稽に描き出しています。

残虐非道なヒトラーを演じるのは、監督であるセバスチャン・スタイン本人。監督の友人であり普段は相模原で便利屋を営む一般人、秋元義人も「なんでもやる便利屋だから」とガーナまで渡ってカラテの達人=東條英機を熱演。そして、主人公アデーを演じるクワク・アドゥやサミュエル・アサンテら、ガーナ人の卓越した身体能力が生み出すド迫力のカンフーアクションは超本格的。さらに日本語字幕が「関西弁」仕様になっているなど、随所に遊び心も満載されています。

課金制で限定配信されたAmazonでは、5点満点のユーザーレビューで4.3という高評価を獲得。「大爆笑!」「歴史に残るB級」「やりたいことを全力でやった映画」「こういう映画を観たかった」と大絶賛コメントが乱舞しています。

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『アフリカン・カンフー・ナチス』(原題:African Kung-Fu Nazis)

第二次大戦後、ヒトラーと東條英機はまだ生きていた。彼らは逃げ延びた先のガーナを制圧すると、空手と魔術的パワーを持つ日独同盟旗「血染めの党旗」を用いながら現地の人々を新たな人種「ガーナアーリア人」として洗脳し、世界を侵略するための拠点を築いていく。圧政の中、心優しき地元の青年アデーは、ヒトラー達に地元のカンフー道場を潰され、愛する恋人を奪われてしまう。復讐を誓うアデーは最強のカンフーを習得するため、過酷な修行に身を投じていくが.……。

監督/セバスチャン・スタイン、ニンジャマン
脚本/セバスチャン・スタイン
製作/プロデューサーマン
出演/エリーシャ・オキエレ、マルスエル・ホッペ、秋元義人、ンケチ・チネドゥ、セバスチャン・スタイン
2020年/ガーナ、ドイツ、日本合作/英語、ドイツ語、日本語、トウィ語/84分/ビスタ/カラー/日本語字幕:Kurofin Blackchang

日本公開/2021年6月12日(土)シアター・イメージフォーラム他にて公開
配給/トランスフォーマー
公式サイト
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