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2021.04.12 8:00

村上春樹原作 × 濱口竜介監督『ドライブ・マイ・カー』ティザービジュアルが解禁!

  • Fan's Voice Staff

村上春樹の短編を西島秀俊主演で映画化した濱口竜介監督最新作『ドライブ・マイ・カー』のティザービジュアルが解禁されました。

愛する妻の音と満ち足りた日々を送っていた俳優・演出家の家福(西島秀俊)。ところが、音はある秘密を残したまま、突然この世からいなくなってしまいます。2年後、広島での演劇祭に愛車で向かった家福は、寡黙な専属ドライバーのみさき(三浦透子)と出会います。悲しみと“打ち明けられることのなかった秘密”に苛まれてきた家福は、みさきと過ごす中であることに気づかされ──。

解禁されたティザービジュアルは、様々な感情が入り交じった表情で遠くを見つめる家福と、彼の愛車である真紅の「サーブ900」に乗り込んだドライバーのみさきの姿が印象的。「その先にあるものを、僕はまだ知らない。」と添えられたコピーが、みさきとの出会いで大きく動き出していく家福の運命を予感させます。

原作は、妻を失った男の喪失と希望を綴った村上春樹による珠玉の短編小説「ドライブ・マイ・カー」。この作品に惚れ込み自ら映画化を熱望し、脚本も手掛けるのは、いま世界が熱い注目を寄せる気鋭・濱口竜介監督。商業映画デビュー作にしてカンヌ映画祭コンペティション部門に選出された『寝ても覚めても』、ベルリン映画祭で銀熊賞(審査員大賞)受賞という快挙を成し遂げた短編集『偶然と想像』、さらには脚本を手掛けた黒沢清監督作『スパイの妻』がベネチア国際映画祭銀獅子賞に輝くなど、国際的な舞台で快進撃を続けています。

これまで圧倒的な脚本力と豊かな映画表現で、人間の多面性や複雑な感情をあぶりだしてきた濱口監督が、原作の精神を受け継ぎながら、どのような物語を紡ぐのか。新たなる傑作の誕生に期待が高まります。

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『ドライブ・マイ・カー』

出演/西島秀俊、三浦透子、霧島れいか、パク・ユリム、ジン・デヨン、ソニア・ユアン、ペリー・ディゾン、アン・フィテ、安部聡子、岡田将生
原作/村上春樹 「ドライブ・マイ・カー」(短編小説集「女のいない男たち」所収/文春文庫刊)
監督/濱口竜介
脚本/濱口竜介、大江崇允
音楽/石橋英子
製作/『ドライブ・マイ・カー』製作委員会
製作幹事/カルチュア・エンタテインメント、ビターズ・エンド
制作プロダクション/C&Iエンタテインメント

日本公開/2021年夏、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
配給/ビターズ・エンド
公式サイト
©2021『ドライブ・マイ・カー』製作委員会