Column

2021.04.01 18:00

【単独インタビュー】『ワンダヴィジョン』制作の裏側を日本出身アートディレクターのチカコ・スズキが振り返る

  • Akira Shijo

※本記事には『ワンダヴィジョン』のネタバレが含まれます。

マーベル・スタジオ”初”のオリジナルドラマシリーズ第1弾として、2021年3月にフィナーレを迎えた『ワンダヴィジョン』。

クラシックなシットコム(シチュエーション・コメディ)にオマージュを捧げながらも、『アベンジャー/エンドゲーム』から続くMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の一作品として描かれた本作。エピソードが進むにつれて異なる年代を舞台に物語が展開してくことでも注目を集めましたが、その世界観を作り上げる上で欠かせないのが、アートディレクターの存在です。

Fan’s Voiceでは、ハリウッドで活躍する日本出身のアートディレクターで、『ワンダヴィジョン』の制作にも携わったチカコ・スズキさんにインタビューしました。

──大学卒業後にロサンゼルスへ移住されたと伺ったのですが、これまでのご経歴を教えてください。
もともとはブロードウェイのセットデザイナーを目指して、舞台美術の勉強をしていました。ペンシルベニア州ピッツバーグのカーネギーメロン大学院に進んだのですが、周りが濃い演劇オタクな方々ばかりで……。自分はそこまでではないのではないか、このままこの世界で生きていくのは辛いのではないかと思い、それまでの経験を活かした他の道として、ハリウッドでの仕事を目指すようになりました。卒業生にもハリウッドで活躍するデザイナーがいらっしゃったので。

そこで、卒業式の翌日にトヨタ・カローラに荷物を全部詰め込んで、アメリカを横断してロサンゼルスへ移住しました。大学院での勉強や生活が大変すぎて、一日でも早く街を離れたかったのもありますが(笑)。

──お仕事はすぐに見つかったのですか?
卒業生の先輩たちのツテを辿ったりしながら……今のようにメールを送ることもまだまだ少ない時代だったので、知らない方に電話をかけたり、ほとんどファンレターに近いお手紙を書いたり。そうやってアシスタントの仕事から始めていきました。

──2014年に『House of Lies』でエミー賞(プライムタイム・エミー賞)を受賞されましたが、周囲の環境に変化はありましたか?
キャリア的な変化はありませんでした。それによってギャランティが高くなったりもせず。ただ、仕事をお受けする時に「あれは出来ますか?」「これは出来ますか?」といった質問をされないようになりましたね。それだけ信用していただけるようになったのかもしれません。記者の方々が選ぶゴールデン・グローブ賞などとは違い、エミー賞は業界で働く組合員によって選ばれるものなので、それだけ重みのある賞だったと思います。

──『ワンダヴィジョン』のオファーが来た時に最初に考えたことは?
まずはロケーション、場所についての懸念ですね。アトランタに行くのが大変だなあと(笑)。夏は暑いし、冬はすごく寒いので。それでも、同じ部署に知人も配属されていましたし、マークも行くならいいかと思って。それでも大変な作品になるな、というのは最初から考えていました。マーベルだし、規模も大きいし。さまざまな時代を描くことは楽しそうだなと思いましたが、MCUの世界を撮る時の大変さは覚悟していましたね。

──マーベル作品では、これまで『エージェント・カーター』(15年)や『ランナウェイズ』(17年)の制作にも携わっていらっしゃいますよね。
『エージェント・カーター』では、シーズン1でSSR本部などほぼすべてのセットデザインに携わりました。L&Lオートマット(ペギーの友人アンジーが働いていたダイナー)の図面を引いたのは私です。

その後の『ランナウェイズ』では、パイロット(第1話)でデザインを担当しましたが、とにかく大変でした。何より予算が無かったんです。優秀なスタッフを集めるのも大変でしたし、スケジュールを詰め込んだので、撮影にも遅れが出たりしました。

──マーベルとの仕事では、やはり機密事項は多かったのでしょうか?
まずスマホのパスワードを変えなきゃいけなくて。それまで4桁の数字だったのを、8桁に変えさせられました(笑)。その後はマーベルのサーバーにアクセスするための専用ソフトウェアをパソコンに入れたり。外から見えないように窓がないオフィスがあり、IDカードで入退室も管理されていましたね。

『エージェント・カーター』の頃はそこまでではなかったのですが、その後で情報のリークなどがあったようで、『ランナウェイズ』の頃には大分厳しくなっていました。マーベルが調査を行い、リークによる損失額を試算したそうなんです。それ以来、かなり厳しくなったと聞きました。

──撮影現場でも情報が漏れないよう対策がされているとか。
他の番組を制作していた時、ちょうど同じスタジオで『マイティ・ソー』の撮影をしていたんです。そういった現場でキャストが移動する際はゴルフ用のカートを使うのですが、その時のカートは黒い布で覆われていて。キャストさんたちも黒いマントを着て、衣装が見えないようにしながら移動していましたね。

撮影現場にスマホは持ち込めるのですが、もちろん写真の撮影やSNSへのアップはしないように、という通達があります。スタッフ間で情報を共有するために写真を撮る際も、事前に申請をして、IDバッジに色をつけて周りから判別できるようにしてもらう必要があります。

今回のインタビューのためにいただいた、『ワンダヴィジョン』撮影現場の写真

これは『ワンダヴィジョン』のセットですが、この建物の裏側の空間が、丸ごと合成用のグリーンバックになっています。ここで大規模なアクションシーンなどを撮影しました。

『ワンダヴィジョン』は、ほとんどのシーンがジョージア州アトランタで撮影されたのですが、ワンダの家の周りはロサンゼルスのバーバンクにあるワーナー・ブラザースのオープンセットにある”ブロンディ・ストリート”で撮影していました。昔からシットコムらしい外観を撮影する際に使われていて、そういった世界観そのままの家が並んでいます。『ワンダヴィジョン』におけるシットコムの世界は、とにかく”完璧な世界”ですから、みんなが観て覚えているような世界観を再現するためにはそこで撮らなきゃダメだ、ということで。

こちらの写真は、そこにクラシックカーが並んでいて、かわいかったので撮影しました(笑)。

──『ワンダヴィジョン』は全9話のシリーズですが、通常のドラマシリーズと撮影上での違いはありましたか?
『ワンダヴィジョン』の場合は、普通のテレビ番組と違って「1話ずつ撮っている」という雰囲気ではありませんでした。「6時間の長編映画を1本撮る」という感じでしょうか。普通のドラマシリーズでは監督が毎回変わったり、カメラマンの方も1話おきに交代したりします。というのも、撮影後にすぐ編集作業をしないといけないので、時間的に難しいことが多いんです。今回の『ワンダヴィジョン』は監督もカメラマンも同じまま、最初から最後までひとつの作品として撮影されました。

──内容や展開については、事前にどこまで知らされていたのでしょうか?
早い段階でスクリプト(脚本)はすべていただいていたので、大体はわかっていたのですが、途中で変更が結構ありました。最初は10話の予定だったのが9話になったり、終盤の展開が変わったり。それでも、前半のシットコムの部分はほとんど変わっていません。

──撮影はいつごろ行われたのですか?
最初はアトランタでの撮影でした。19年の11月から20年の1月くらいですかね。その後すぐにロサンゼルスへ移動して撮影するはずが、新型コロナ流行のせいでお休みになりました。20年の7月から再開し、12月までかかりました。思った以上に長くなったな、という印象です。

──こういった状況下での撮影現場では、どういった対策がとられていたのでしょうか。
まず、週に3回のPCR検査。毎日の検温とマスク着用はもちろんですが、キャストがいる場ではフェイスシールドも装着していました。それに、パトロールをする人がいましたね。現場を監視し、密な状況になっていたりすると注意する係です。あとは手を洗う場所が設置されていたり、食事もそれまではケータリングをとってワイワイ楽しんでいたのが、ランチボックスの配布に変わりました。

──コロナ禍の影響で作品の配信時期も変わりましたが、スクリプトに変更はありましたか?
コロナ禍によるスクリプトそのものへの影響はほぼなかったと思うのですが、撮影をしていない間、編集する時間が逆に多くなったので、そこで足りないカットを増やしたりすることはあったと思います。

『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』は海外ロケもあったり、クルーの中にコロナ陽性者が出たりと、いろいろ大変だったようです。でもそれ以前から、「『ワンダヴィジョン』が先に配信されるかも」といったことは聞いていました。

──『ワンダヴィジョン』では、家や町が時代に応じて変化していく様子が描かれました。どこまで実際に作られていたのでしょうか?
ほとんどセットで作っています。色や装飾を変えてリサイクルしている部分もあるのですが、ほとんど一から作っていました。ワンダの家は3つ建てて、それをアレンジしていく形で。他にも、ヴィジョンのオフィスやアガサの地下室、S.W.O.R.D.のキャンプもセットとして作っていました。

──映像の雰囲気には時代ごとに違いもありますね。
毎話のスクリプトの最初に、舞台となる年代や撮り方に関する指示がありました。これは白黒、これはテクニカラー、これはMCUらしい現代的な撮り方、などです。

──過去の名作ドラマの雰囲気を再現するにあたって、こだわったポイントは?
すべてですね。色合い、カメラレンズ……特に色は大変でした。色のついたものをそのまま白黒で撮っても、自分の思っている感じが出ないので。そういった調整のために、オフィスに貼られたサンプルボードの枚数が大変なことになっていました(笑)。

カメラテストも、普段以上に時間をかけてやっていました。参考にしたのは『ザ・ディック・ヴァン・ダイク・ショー』、『奥さまは魔女』、『ゆかいなブレディー家』、『マルコム in the Middle』『ファミリータイズ』、『フルハウス』、最近のものとして『モダン・ファミリー』などですね。CMパートでもその時代に流行っていた雰囲気を出すために、当時のコマーシャルの映像を見ながら研究しました……お風呂のCM、ありましたよね?

──第3話の”ヒドラ・ソーク”ですね。ああいったCMパートの内容を考えるのは、どこの担当だったのですか?
コマーシャルの内容自体は、脚本時点で決まっていました。あれも70年代の石鹸のCMを参考に作っていきました。

──後半のエピソードでは特に、MCUらしい映像との対比が印象的でした。やはり、これまでのMCU作品を参考にデザインされたのでしょうか?
とりあえず、観られるだけ観ました。この仕事が決まって最初にやったことは、ワンダが登場した全作品を観返すことでした。第8話で描かれたワンダのベッドルームというか、アベンジャーズの基地の一室は、以前『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』で作られたものを参考に、一から作り直したんです。

──MCUの中で、個人的にお気に入りの作品はどれでしょう?
やはり『アベンジャーズ/エンドゲーム』。あと『ドクター・ストレンジ』は思っていた以上に良かったです。

──『ワンダヴィジョン』の終盤も『ドクター・ストレンジ』に近づいていくような雰囲気でしたが。
他のスタッフのインタビューでもう出てるので、言っちゃってもいいと思うんですが……本作も『ドクター・ストレンジ』シリーズへと続いていく物語です。

──魔法関係の小物やセットのデザインで『ドクター・ストレンジ』を参考にした点などはありますか?
そこから何かを取った、というのはなかったと思います。

──MCUは、1フレームごとに観察するほど細かく観て楽しむファンも多いシリーズです。そういった点は意識されましたか?
「とりあえずファンは観てるから気をつけよう!」というのは、冗談交じりにスタッフの間でも言っていましたね(笑)。放送後にファンの皆さんがネット上とかで議論されていたり解説されていたりするのも、面白いなと思いながら見ていました。

──ファンが考えすぎることも度々ありますが、「そんなつもりはなかった」ものなどもあるのでしょうか?
第2話のマジックショーの場面で、背景にあるデパートの名前(ウェントワース・デパート。コミックに登場するヴィランであるディドラ・ウェントワース=スーペリアの登場を示唆していると考えられた)とかですかね。別に何も考えてないというか……美術部から候補を出して選ばれた名前を使ったんですけれど。それでも、皆さんが議論しているのを見るのは面白かったです。ちなみにあの場面は、ロサンゼルス北部のサンタクラリタにあるディズニーのオープンセットで撮影しました。

あと、私の名前も第4話の画面に映る場面で使われたんです。それについても記事に書かれていたりとか……どうして名前が使われていたのか、自分でもわからないんですけど(笑)。もともと本作のデザイナーにマーク・ワーシントンという方がいまして──彼は私が駆け出しの頃からお世話になっていて、”ハリウッドの父”と呼んでいる方で、本作の監督であるマット・シャックマンが『アグリー・ベティ』のエピソード監督(09年)を担当してからの、かなり長い付き合いなんです。マットとも、私がマークのアシスタントをしていた頃からの知り合いなので、それで名前を使ってくれたのか……もしくは私が今回、たまたまマーベルでの3回目の仕事だったので、色々やってるから使ってやるか!と思われたのかも。

別の現場でそういう小ネタについて書かれた記事を見つけたら、近くにいる本人を呼んで「こんなこと言われてるよ!」なんて言ったりもしていましたね。

──セット以外だと、第7話に登場したヘックス空間突入用のスペースローバー(宇宙探査車)もデザインされたとか。
そうですね。実際に使われているNASAのスペースローバーなどをいろいろリサーチして、それを参考にデザイナーやイラストレーターとイメージを作り、3Dプログラムでデザインを起こして、特殊効果の会社の方々が3Dプリントなどいろいろなものを使って。撮影用の車両を用意する役職の方にはメカニカルな部分で使えるものを探してきていただいて、そこに色々くっつけて完成させました。実際に動きます!なかなか面白かったですよ。

──アガサの家の地下に置かれていた魔導書”ダークホールド”は今までのドラマ作品にも登場していましたが、『ワンダヴィジョン』ではデザインが変更されましたよね。
あ、そうなんですか?知りませんでした。

──本作のセットを制作する上で、特にこだわったポイントはありますか?
家具ひとつ、ドアノブひとつに至るまで凝りながら作られています。家に書かれた番地も年代ごとに変えていますし、庭に植えてある花や木にもこだわっていました。アグネスの花壇を紫、ドッティの花壇を白や黄色、ワンダとヴィジョンの花壇をピンクや赤にしたりなどですね。

──ドッティは思わせぶりな演出でミスリードを誘うキャラクターだったことが、キャストへのインタビューでも語られていました。なぜドッティの家の花壇が白や黄色だったのでしょう?
パーフェクトなご近所さん、という彼女のイメージに合わせての演出でした。

──これまでMCUで描かれなかった空白の部分としては、ワンダが幼少期を過ごしたソコヴィアの場面などもありましたね。
東ヨーロッパの情景をリサーチしました。たまたま美術部のアシスタントの方がそちらの出身だったので、イメージを教えてもらったりもしましたね。

──第6話で描かれた、戦時下のハロウィンの思い出の場面も強烈なインパクトでした。
あの場面は、実はかなり早めの段階で撮影したんです。スタジオの中にあった建物にいろいろと付け加えて。おばあさんの家に貼られていたポスターも、ソヴィエト系のプロパガンダポスターなどを参考に美術部で制作しました。

──印象的な小ネタとしては、町の映画館で上映されていたタイトルも時代ごとに変化していました。あれは脚本段階で指示があったのですか?
脚本では決まっていなかったと思います。美術部から案を出したり、たまに上の方から使ってほしいタイトルが送られてきたりして、決まっていきました。

時と場合にもよるんですが、ロケーションによって脚本時点で思いつかなかったアイディアも出てくることがあるので。そういう時に名前が必要になると、話の展開に合わせて美術部から提案することも何度かありました。ディズニー作品だとタイトルが使いやすい、というのもあったと思います。

──今後、アートディレクターとして挑戦してみたい作品はありますか?
引退するまでにいつかやってみたいと思っているのは、日本の時代劇です。これまでにやってみたかった作品は2つあって、まず時代劇繋がりで『弥助』。織田信長に家臣として仕えた黒人の侍で、チャドウィック・ボーズマンが演じる予定でした。この作品のお話を聞いた時に、「私しかいないでしょ!」と思ったくらいやりたいと思って。安土城を建てたいと思ったんです。ただ、チャドウィックが亡くなったこともあって、今後このプロジェクトがどうなるのかがわからない状態ですね。

もう一つは、いま無期限の保留になっている『AKIRA』の実写版ですね。実は『ワンダヴィジョン』の前に関わっていたんです。2ヶ月くらい準備していたんですけど、色々あって保留になってしまって……それもあって『ワンダヴィジョン』に関われた、というのはあるんですけど。

──実写版『AKIRA』の話はこれまで何度か浮上していますが、実現されないままですね。
まず、予算がないとできないですよね。”完璧”にしないと、あの世界観は作り上げられないと思うんです。私が関わっていた『AKIRA』では、タイカ・ワイティティが監督と脚本を務める予定でした。彼だったらできる!と私も思っていましたね。以前からマンガを読んでいて、何度も実写化の話が出ては消える過程を追い続けていたんです。そんな中で、ある日「やらないか?」と電話が来たので、「もちろんやるでしょ!」と。その時にタイカがやると聞いて、実際にスクリプトを読んでも面白かったですし、彼の世界観ならやれると思いました。

──スクリプトは完成していたんでしょうか?
出来ていました。それにタイカの演出は、音楽も効果的に使うじゃないですか。彼がオフィスで聴いていた曲も、「もうコレ、やろうよ!」って言いたくなるようなチョイスで。予算に合わせてデザインを調整しながら、いけるんじゃないか……?と思っていたところで、残念ながら保留になっちゃいましたね。いつか再始動するかはわからないですが。

──ぜひ観てみたかったです。ところで、ハリウッドの制作現場には、日本人はどのくらいいるのでしょうか?
全体的にはわからないのですが、美術でコンスタントに仕事を受けている方はほんの数人ですね。増えてきてはいると思うのですが。あとは撮影に数人、衣装も数人……女性やマイノリティにとっては特に今がチャンスだとも思うので、頑張ってほしいなと思います。

──制作現場に、女性はどのくらい携わっているのでしょうか?
女性は多いです。今回の『ワンダヴィジョン』の美術部は総勢15人くらいの大規模だったのですが、3分の2は女性でした。

ハリウッドの中でも、美術部は人種的な偏りが一番薄いんじゃないかと思います。『AKIRA』の時にもブラジルやチリなど南アメリカや、東ヨーロッパの出身者がいましたし、私は日本人で、デザイナーはニュージーランドの方でしたし。かなりインターナショナルな感じでしたね。

──何度も制作に携わってこられたMCUですが、今後楽しみにしている展開はありますか?
『ドクター・ストレンジ』の続編は『ワンダヴィジョン』からも続いていくので、観るのを楽しみにしています。撮影の最後の方では『ドクター・ストレンジ』の美術部から「ワンダの家の情報を送ってください」と頼まれたりもしていたので、たぶん色々と繋がっていくんじゃないかと思います。

──ありがとうございました!

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ディズニープラス オリジナルドラマシリーズ
『ワンダヴィジョン』(原題:WandaVision)

監督/マット・シャックマン
脚本/ジャック・シェイファー
出演/エリザベス・オルセン、ポール・ベタニー

ディズニープラスで独占配信中
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