『約束の宇宙』矢野顕子ら著名人より称賛コメントが到着!エヴァ・グリーンのスピーチシーンも公開!
- Fan's Voice Staff
サン・セバスティアン国際映画祭審査員特別賞を受賞、第45回セザール賞主演女優賞にノミネートされた『約束の宇宙』の公開に先立ち、矢野顕子や篠原ともえら著名人6名より称賛コメントが到着!主演・エヴァ・グリーンのスピーチシーン映像が公開されました。
フランス人宇宙飛行士のサラ(エヴァ・グリーン)は、「プロキシマ」と名付けられた人類初の火星探索への最終準備であるISS(国際宇宙ステーション)ミッションの新メンバーに急遽アサインされ、長年夢をみてきた宇宙へのチャンスを獲得します。クルー決定パーティーで、リーダーのマイク(マット・ディロン)は、途中から合流したサラに対してどこか彼女を見くびるような、茶化した態度で場を沸かしますが、そんな中で水を向けられたサラは──。宇宙飛行士として毅然と立ち振る舞う母親・サラの姿をじっと見つめる愛娘ステラの視線が印象的なシーンとなっています。
ウィンクール監督は「私にも8歳の娘がいるせいか、自分と同じ子どものいる女性宇宙飛行士たちの親子関係について、特に心惹かれるものがありました。母が娘と離れ離れになるプロセスを、地球を離れる宇宙飛行士に重ねて探求したいと思いました」と製作の経緯を振り返っています。
宇宙飛行士への情熱と娘への愛の間で葛藤する母親の姿を丁寧に描いた本作。一足先に鑑賞した著名人より、称賛コメントが到着しています。
黒田有彩(タレント)
お会いした宇宙飛行士の方々は、完全無欠に思えました。でもきっとそれぞれ悩みを抱えながら、宇宙へと飛び立っていたんですね。宇宙飛行士になりたい自分にとって、“観なければならない”映画でした。
坂下千里子(タレント)
子供の目に働く親が常にかっこいいとは限らない。約束も破るし、話をする時間も無い。でも、常にお互いを思い合うと言う事で繋がっている。働く姿を見せて子供を思うって、切なくもあり、美しくもある。
篠原ともえ(デザイナー/アーティスト)
宇宙飛行士としてのキャリアと母としての役割、その両立で葛藤する主人公エヴァ・グリーンの美しい演技に感嘆。何事にも全力で向き合う姿は、時にもどかしくもたくましく、果敢に今を生きる私たちの背中を押してくれる。
田嶋陽子(女性学研究者・元法政大学教授)
セクハラ男やパワハラ男をも味方にし、元夫とも良好な関係を築いて、着々と夢を実現する主人公。唯一コントロールできないのが娘の気持ち。宇宙への旅と、娘の心の宇宙を、忖度なく必死で守ろうとする姿がすばらしい。
永田美絵(コスモプラネタリウム渋谷チーフ解説員)
子育てをしながら働く女性であれば誰もが体験する母と子の繋がりの物語。自分の夢も娘も大切な宝物。仕事をしながら大切な家族を守っていく姿に元気をもらえる映画だ。
矢野顕子(ミュージシャン)
日々の生活や子供を育てること、と同列に宇宙で働くことがある。映画でそれを描いてくれてありがとう。
==
『約束の宇宙』(原題:Proxima)
フランス人宇宙飛行士のサラ(エヴァ・グリーン)は、欧州宇宙機関(ESA)で、長年の夢だった宇宙へ行く事を目指して、日々訓練に励んでいる。物理学者の夫とは離婚し、まだ7歳の娘ステラと二人で暮らしている彼女は、“Proxima(プロキシマ)”と名付けられたミッションのクルーに選ばれる。大喜びの彼女だったが、このミッションに旅立てば、約1年もの間、娘と離れ離れになる。過酷な訓練の合間に、娘は母と一つの約束をする。「打ち上げ前に、2人でロケットを見たい」と。母は約束を果たし、無事に宇宙へ飛び立てるのか。
監督&脚本/アリス・ウィンクール
出演/エヴァ・グリーン、マット・ディロン、ザンドラ・ヒュラー
音楽/坂本龍一
2019年/フランス/107分/フランス語・英語・ロシア語・ドイツ語
日本公開/2021年4月16日(金)TOHOシネマズ シャンテ ほか全国ロードショー!
配給/ツイン
後援/JAXA
協力/Vixen
公式サイト
©Carole BETHUEL CDHARAMSALA & DARIUS FILMS