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2021.01.29 20:00

『マーメイド・イン・パリ』恋を知らない人魚と恋を捨てた男が歌う本編シーンが解禁

  • Fan's Voice Staff

恋を知らない人魚と恋を捨てた男のラブストーリー『マーメイド・イン・パリ』より、主人公の二人が録音ブースでレコードの収録を行う本編シーンが解禁されました。

傷を負い倒れていた人魚のルラ(マリリン・リマ)を見つけ、次第に心を通わせはじめていたガスパール(ニコラ・デュヴォシェル)は、オリジナルの歌をレコードとして残すことを発案。「僕の浴室の人魚 ゴムのアヒルたちの女神 どうやって僕の悲しみを消し去ったんだい?」と歌うガスパールに、「あなたは少しずつ私に恋しているの 私の歌を聞いた男は誰だってそうなる」と答えるルラ。対して「今の僕は喜びを忘れた壊れたオモチャさ もう扉は閉ざした僕には免疫がある」と牽制するガスパールでしたが、電話ボックスのような狭い録音ブースで見つめ合う二人の唇は次第に近づき──。

主題歌でもあるこの楽曲をはじめ、劇中の音楽はマチアス・マルジウ監督が率いるバンド、ディオニソスが手がけており、またレトロな録音ブース“ヴォイス・オ・グラフ”にも、アーティストとしての監督のこだわりが込められています。

歌唱にも挑戦したリマは、「歌うことに魅了された。マチアスは私たちを信頼してくれたし、コーチは素晴らしかった。記録的な速さで私たちを上達させた」、デュヴォシェルも「自分とは全然違う声の他人の曲を歌うのは必ずしも単純なことではない。でも素晴らしかった。マチアスも僕も音楽の愛好家だからね!」と振り返っています。

監督は「二人の俳優には、まるで協定を結ぶかのように歌を歌ってもらいました。彼ららしさが出て今の人物が出来上がりました。今思うとニコラとマリリンにしか演じられなかった役だと思います」と賛辞を送っています。

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『マーメイド・イン・パリ』(原題:Une sirène à Paris)

出演/ニコラ・デュヴォシェル、マリリン・リマ、ロッシ・デ・パルマ、ロマーヌ・ボーランジェ、チェッキー・カリョ
監督/マチアス・マルジウ
2020/仏/102分/G

日本公開/2021年2月11日(木・祝)新宿ピカデリーほか全国公開!
提供・配給/ハピネット
配給協力/リージェンツ
後援/在日フランス大使館、アンスティチュ・フランセ日本
公式サイト
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