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2021.01.10 14:00

マシュー・マコノヒー主演『ザ・ビーチ・バム』2021年4月公開決定!

  • Fan's Voice Staff

マシュー・マコノヒーが破天荒な放蕩詩人を演じる『ザ・ビーチ・バム』(原題)が2021年4月より公開されることが決定しました。

かつて一冊だけ出版した詩集が成功し、天才と絶賛されていた詩人のムーンドッグ(マシュー・マコノヒー)。ところがその後は、長らく大富豪の妻に頼り、酒とマリファナと女、太陽と海、船をこよなく愛し、ハウスボートでのパーティなど、お祭り騒ぎの放蕩生活を送っていました。フロリダの太陽と海のもと、自由気ままに日々楽しんでいたムーンドッグでしたが、ある事件がきっかけで新しい詩集を出版しなければ、無一文のホームレスになるという窮地に陥ります──。

ムーンドッグと毎日のようにつるんで遊ぶ親友役には伝説的ラッパーのスヌープ・ドッグ、謎の大富豪の妻をアイラ・フィッシャーが演じ、ムーンドッグが道中に出会うエキセントリックな仲間たちには、『グレイテスト・ショーマン』のザック・エフロンをはじめ、本作で11年ぶりの映画出演となったマーティン・ローレンス、そしてマイアミ在住の歌手ジミー・バフェットが本人役で出演しています。さらには監督のハーモニー・コリンも特別出演した『mid90s ミッドナインティーズ』で監督デビューを果たしたジョナ・ヒルが、ムーンドッグと腐れ縁の出版エージェントを好演しています。

監督・脚本は、若干19歳で脚本を執筆したラリー・クラーク監督作『KIDS/キッズ』(95年)、初監督作『ガンモ』(97年)にてセンセーショナルなデビューを飾り、「アンファン・テリブル(恐るべき子供)」「ゴダール以来の映画の革命児」と称されたハーモニー・コリン。その後も映画は数年に一本と寡作ながら、小説や詩、絵画、写真などアート全般にわたって創作を発表しながら、近年はグッチのCMシリーズの監督や、リアーナやビリー・アイリッシュ等のMVや写真のディレクターも務めています。前作『スプリング・ブレイカーズ』撮影後、アメリカの南端フロリダ州マイアミに移住したコリンが、「とにかく笑える、めでたいヒーローを中心とした、気持ちよく揺れるヨットのような」作品の構想を思い立ち、7年ぶりの長編を完成させました。

ドレスやワンピースなど独特で過激なファッションを終始身にまとうマシュー・マコノヒーをはじめ、豪華キャストの個性的な衣装を担当するのは、『スプリング・ブレイカーズ』も担当し、HBOドラマ『ユーフォリア』でエミー賞衣装デザイン賞にノミネートされた気鋭デザイナーのハイディ・ビヴェンス。その鮮烈な衣装により本作は米メディアGQより「2019年で最も重要なファッション映画」と絶賛もされています。

ほか主要スタッフには、ギャスパー・ノエとのタッグで知られる撮影監督ブノワ・デビエや『WAVES/ウェイブス』『ネオン・デーモン』の美術監督エリオット・エスターといった『スプリング・ブレイカーズ』組に加え、編集には『バードマン』のダグラス・クライス、音楽監督は『グレイテスト・ショーマン』のジョン・デブニーなど、ハリウッドきっての一流スタッフが集結しています。

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『ザ・ビーチ・バム』(原題:The Beach Bum)

監督・脚本/ハーモニー・コリン
撮影/ブノワ・デビエ
美術/エリオット・ホステッター
編集/ダグラス・クライス
衣装/ハイディ・ビヴェンス
音楽/ジョン・デブニー
出演/マシュー・マコノヒー、スヌープ・ドッグ、アイラ・フィッシャー、ステファニア・オーウェン、ザック・エフロン、ジョナ・ヒル、マーティン・ローレンス、ジミー・バフェット
2019年/アメリカ/95分/カラー/シネスコ/字幕翻訳:平井かおり

日本公開/2021年4月キノシネマみなとみらい・立川・天神にて公開!
提供/木下グループ
配給/キノシネマ
Photos Courtesy of NEON and VICE