富司純子＆シム・ウンギョン主演『椿の庭』2021年4月9日公開決定！予告篇が解禁

富司純子とシム・ウンギョンがW主演を務める『椿の庭』の公開日が2021年4月9日（金）に決定し、あわせて予告篇が解禁されました。

『椿の庭』は、椿が咲き誇る家に住む絹子（富司純子）と、娘の忘れ形見である渚（シム・ウンギョン）、さらにそこを訪れる人々の一年間を描いた物語。予告篇冒頭では、年代もののよく手入れされた家で、慎ましくも穏やかな生活を送る祖母と孫の姿や、絹子の娘・陶子がやって来て3世代で仲良く語らう愛おしい時間が映し出されています。ところが、絹子の夫が亡くなった後にやって来た黄（ファン）は、絹子に家を手放すことを提案。古い友人に「もし私がこの家から離れてしまったら、ここでの家族の記憶や、そういうもの全て、思い出せなくなってしまうのかしら」と不安を吐露する絹子と、亡き母を想い自身がここにいる意味について考える渚。この家での残り僅かな時間の中で、家族はそれぞれの思いと向き合い始めます──。

16年ぶりの主演映画となる富司純子と、『新聞記者』で第43回日本アカデミー賞で最優秀主演女優賞を受賞したシム・ウンギョンを主演に迎え、鈴木京香、チャン・チェン、田辺誠一、清水綋治ら艶やかな俳優陣が脇を固める本作。サントリー、資生堂、TOYOTAなど数多くの広告写真を手掛ける写真界の巨匠の上田義彦が、構想15年、脚本・撮影・編集も務めた渾身の監督デビュー作です。

劇中での衣装にもこだわりがあり、富司は全篇に渡り自身が所有する着物を着用。一方シムは、可憐さが際立つスカートやブラウスに身を包み、スーツなどスタイリッシュな装いが多かったこれまでのイメージを一新しています。

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『椿の庭』

かつて夫と語り合い、子供たちを育てた家に、今は孫娘の渚と住む絹子。夫の四十九日を終えたばかりの春の朝、世話していた金魚が死に、椿の花でその体を包み込み土に還した。命あるものはやがて朽ちる。家や庭で起こる些細な出来事、過去の記憶に想いを馳せ慈しむ日々の中、ある日絹子へ一本の電話がかかってくる──。

出演／富司純子、シム・ウンギョン、田辺誠一、清水綋治、内田淳子、北浦愛、三浦透子、宇野祥平、松澤匠、不破万作、チャン・チェン（特別出演）、鈴木京香
監督・脚本・撮影／上田義彦
製作／ギークピクチュアズ、yoshihiko ueda films、ユマニテ、朝日新聞社
制作プロダクション／ギークサイト
2020年／日本／128分／5.1ch／アメリカンビスタ／カラー

日本公開／2021年4月9日（金）シネスイッチ銀座他全国順次ロードショー
配給／ビターズ・エンド　
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